2nd. ウズベキスタン旅行⑬~サマルカンド・レギスタン広場~ | スパイシーdays

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サマルカンド最終日は、初日に来たものの日暮れであまりキレイな写真が撮れなかったレギスタン広場へ。



広場を囲むように、壮麗なメドレセが3つ並んでいます。


レギスタンは、ペルシャ系の言葉、レグریگ(砂)とスターンستان(の国、場所)がくっついた、「砂地」という意味。
後日ヒンディー語のレッスン中、進出単語で出てきた「砂漠」の単語も「रेगिस्तान (レギスターン)」で、ペルシャ~ウルドゥーを通ってウズベキスタンとインドが縦につながって(って当たり前なんですが)、単語一つとってもユーラシアの歴史を実感できるよなぁと改めて感動した私なのでした。


なんにせよ、ここから先は説明無用だと思います。

写真をお楽しみ下さい。
 
 

 

 


ティラカリ・メドレセ

3Kgの金を使って装飾されている内部は、ほんとうにキラッキラ。



ウズベキスタンの金閣寺だね。



以前と同じく一番好きなところ。ティラカリ・メドレセの脇にある昔の朽ち果てたレギスタン広場の様子を写した写真のコーナー。




使われている色んな種類のタイル。
 
 


シェルドル・メドレセ。
シェルドルとはシール・ダールつまり「獅子のある」という意味。




ブハラに引き続き、偶像崇拝を避けるために人物や動物を描かないというイスラム美術界のタブーを破って、人の顔のようなものがモザイク・タイルで描かれている珍しい建物。

(うん・・・でもその前にライオンじゃなくてトラじゃね?)

中央アジアをテュルク世界と思って愛している私に、毎回ペルシャ語の恩師は「私にとってあそこはペルシャ世界よ」と仰るのだけど、こういう美術を見ていると確かにね~と思う。
預言者の似顔絵を平気で描いて飾ったり、同じく偶像崇拝を禁じていた仏教徒と接触してローマの彫刻技術を伝え仏像を作るように影響を与えたりしてきたペルシャ人の、感覚なんだろうな。
(もちろんそれ以外にもペルシャ文化を感じさせる事象は沢山見られるのですが)


傾いているミナレット。5年前に行った時は、不良警察が鍵をあけてミナレットのてっぺんとか、裏庭とかの立ち入り禁止エリアを案内してくれたなー(タダで)





お昼は、レギスタン広場からビビ・ハニム・モスクの方へ延びる目抜き通りのタシュケント通りにあるカフェで。
こことってもオシャレな目抜き通りなのだけど、シーズンオフのため閑古鳥鳴きまくり。

カフェは奇跡的に開いていたのだけど、メニューに載っているもののうちいくつかしか用意できないとのことで、食べたことの無かったスープ2種とノンで軽く食べることに。



通りに面したオープンエアのベッド型ベンチの席で。


緑豆と米のスープ、マシュフルダ。肉団子入り。



麺が入ったスープ。


どちらもディル入りのサワークリームを混ぜて食べるとコクが出て味がシまる。

スープとノンとチョイの、こんな食事、お家だったら一番好きなスタイルだなー。なんか和んでしまう。。。


でもお次は、ウズべキスタンでも最も鼻血噴出率の高い、あそこへ向かいますよ。。。w