ラマダーン2024 | 女郎蜘蛛のトルコ生活@イスタンブル

サウジへの巡礼旅行記の途中ですが、ここでリアルタイムな話題を。

 

今年のラマダーンも、もうすぐ終わりますね🌙

 

 

 

うちのラマダーンは例年、来客もなく、イフタールも質素、サフールは水くらい……という、超地味系ガーンなので💦

 

 

もうちょっと盛り上げて、子供達にも楽しいものにしないとね、と思い、

 

家をキラキラのラマダーンアイテム✨で装飾してみました✨ クリスマスに負けじ💪

 

ドアには電飾つきのリース

 

玄関には市販の飾りと、クルラーンとタスビーフ📿を飾ってみた。

 

 

三日月🌙やモスク🕌の形をした電飾、ランタンの飾りなどもぶら下げてみました。

 

 

 

トルコではもともと、ラマダーンに電飾などを飾る習慣は無かったと思いますが、

 

近年は、アラブの影響か、こういうのを見かけるようになりましたよね。

 

 

 

 

さらに、クリスマスの時期にアドベント・カレンダーを子供達が欲しがっていたので、イスラック・アドベント・カレンダーを購入してみました。

 

中に自分でお菓子やメモを入れます

 

 

もちろん、もともとアドベント・カレンダーはキリスト教の文化✝️ですが、

 

30日間を指折り数えていく🗓というのはラマダーンにピッタリなので、欧米在住のムスリム中心に普及しているみたいです。トルコではほぼ聞きません。

 

 

 

コスメやアクセサリーを詰めた、大人ムスリマ向けラマダーン・アドベント・カレンダー香水アイシャドウ口紅指輪もアラブ圏で(?)販売されているらしいデレデレ トルコでも売ってほすぃ

 

ミーハーですみません💦

 

 

そんな今年のラマダーンですが、

 

断食明けに口にする水は、毎日マッカ🕋の聖水ザムザムをつかっていました。

 

ザムザムの水は以前にも口にする機会はありましたが、自分たちで運んできたザムザムみずがめ座、というのは格別な思い✨があります。

 

 

 

断食明けに最初に口にするデーツも、常備しているパレスチナ産キングソロモンではなく、サウジ🇸🇦で買ってきたもの。

 

ザムザムの水とデーツについては、追々巡礼旅行記でも詳しく書ければと思っています。

 


さて、おうちではスープとサラダがメインのあっさり系イフタールを過ごしていますが、数回はレストランのイフタール・ディナーにいきました。

 

 

まずはカシュベヤズ・ボスフォラス Kaşıbeyaz Bosphorus

 

 

 

トルコのスーパー物価高でこういう素敵レストラン🍽に行く機会も激減した我が家悲しい

 

ここに最後に来たのは、去年夏に親友ファミリーがトルコ訪問して以来です。

 

 

トルコのイフタールディナーでは、テーブルにいっぱいの冷たい前菜が並びますが、もちろん全部なんて食べきれません💦

 

 

 

このあとイチリ・キョフテとミニ・ラフマジュンの温かい前菜が出てから、

メインディッシュは色んな種類のケバブが少しずつ取り分けられました。

ちょこちょこサーヴされるので、見栄えがイマイチで写真なし

 

デザートは、中からとろっとチーズが出るキュネフェでしたラブラブ いや、食後にこれは苦しいけどね

 

 

 

イフタールだと、ふだんは好きなお店でもバタバタでサービスの質が下がるし、満腹すぎて食べきれず、

「イフタールは家で食べるのが一番良いよね、やっぱ」って毎回言ってるのに、懲りない……ニヤニヤ

 

と、思ったら‼️

 

イフタール・ディナーでも「行ってよかったラブラブ」と大満足だったレストランがありました。

 

 

 

それは、チュラアン・パレス・ホテル内のレストラン、トゥーラ Tuğra Restaurant

 

 

 

チュラアン宮殿については以前書いた👈のですが、19世紀に建てられ、火事で外壁以外焼失した宮殿を、再建してホテルに利用されています。

 

つまり中はすべて新しく作ったものですが、なかなかの雰囲気✨

 

 

 

 

ラッキーなことに、海が見える窓際のテーブルでした🙌

 

 

 

最初にセッティングされている、前菜はこんな感じ。

 

他とも同じく種類が多いのですが、どれも美味しいのであまり余らせずに堪能できました✌️

 

 

 

宮廷っぽくて歴女を喜ばせたのは、6種類ものシェルベットを乗せたワゴンがまわってきたこと💕

 

11世紀のセルジューク時代から宮廷で飲まれている、果物やスパイスなどで作った飲料でカクテルトロピカルカクテル赤ワイン白ワイン 


今でもラマダーンに赤い果物とスパイスで作ったシェルベットを飲む習慣があります

 


私はシェルベットが好きで、まれにレストランやカフェで見つけると必ず頼むのですが、ここには薔薇、ポピー、タマリンド、サンシュユkızılcıkなど色んな種類を味わえるなんて興奮でした💕

 

まず薔薇を頼んだけど、卒倒しそうなほど上品な香りと味で、ノックアウト酔っ払い

 

 

 

温かい前菜には、ボレッキや変わったイチリ・キョフテなどが出ましたが、どれも普通のトルコ料理よりはスパイスがエッジーに効いていて、私は好きでした。

 



メインに選んだラムチョップは、むっちゃくっちゃ柔かかったですラブ


 

 

デザートはブッフェ方式で、ありとあらゆるトルコのスイーツが揃ってましたが、もうお腹パンパンでほとんど食べれませんでした。

 

 

 

食事が終わって海側へ出ると、LEDに照らされたボスフォラスの橋と、宮殿の壁のコントラストが綺麗でした。

 

 

 

豪華も、美味さも素敵でしたが、私には歴史的な空間で、宮廷料理を彷彿とさせる食事をできた、ということが何より嬉しかったです。

 

やっぱり食後は苦しくて、イフタールに暴飲暴食はよくないと思うのだけど、ここならまた食い倒れても良い、と思えました。笑

 

 

次は、おうちでのイフタールについて書くかも、しれません。