トルコで地震 | 女郎蜘蛛のトルコ生活@イスタンブル

今朝早く、am4時2分に、地震がありました。

 

 

 

私なぜか昔から、地震の数十秒前に”ナニカ”感じる人でして、

 

今朝もふと目を覚まして、子供2人の布団を掛けなおし、また寝ようとしていたところに、ユラユラきました。

 

震度2くらい?

 

揺れが大きくなるようなら子供を起こさないと、と思っているうちに終わりました。

 

そのまま寝直そうと思ったら、イキナリ私の携帯がなり、義母からでした。

 

えっ、この程度の地震で、こんな時間に電話?キョロキョロ

 

と驚きつつ、超寝ぼけた声でお互いの状況確認をして。

 

目が覚めてしまったので、リビングでオットとしばし📺ニュースを観ることにしました。

 

日本みたいに瞬時にすべてのテレビ局が地震速報に切り替わることはなくて、通常通りの番組が流れている画面下に、テロップで文字情報が流れる程度。

 

まぁそれで、M5.9で、震源地はドゥズジェ県のギョルヤカという場所だとわかりました。

 

 

 

一旦寝て、いつも通りに6時半に起きて携帯を見たら、日本の報道ではM.6.1となっていました。

 

M6.1とはアメリカ発表のデータらしい?トルコではM5.9のまま

 

 

しかも、震源地では震度5か6はあったのではとも書いてありました。

(揺れの大きさを示す「震度」って日本だけで使われる指標ですが、分かりやすいから世界に普及すればいいのにね〜)

 

防犯動画見るとかなり激しく揺れてます。40秒目以降の家なんか特に。

 

でもこれで納得です。

これじゃ、震源地に近い義実家ではかなり揺れたはず。

 

我が家はタワマン🏙の上層階で、みんなに「地震がきたら、さぞかし揺れるぞ!」と脅されてましたので、義母も心配したのでしょう。

 

この高層ビルの中のどれかが我が家です。全然トルコっぽくない風景

 

 

子供が学校に行ってから、報道番組📺をつけてみました。

 

棚が倒れたり、天井の一部が崩れたりの被害はけっこうあるみたいですが、完全に倒壊した建物はなかったようです。

 

 

 

この地域は99年に大地震を経験しているので、ほとんどの建物が耐震構造になっていたことが幸いだったようで。

 

それでも倒壊の危険性はあるので、この寒空のもと広場などに避難している人たちはまだいます。

 

 

 

負傷者はいるものの、ほとんどの人が避難の際に窓から飛び降りたりした怪我らしい。

 

 

 

これ、トルコでは毎回起きることで、ちょっと自虐ネタ😅にすらなっていて、

 

「同じく地震が多い日本では、みんな知識を持っていて、テーブルの下に入る訓練をしている。なのに、トルコでは窓やバルコニーから飛び降りて避難する人が後を絶たず、ムダに怪我をしてる」

 

なんて、批判するトルコの知識人も多いです。

 

最近は、地震が来たらあちこち動かずに、手近なテーブルの下に入れ!というのもだいぶ知られて来た気がしますが。

 

 

 

でも、でもですよ‼️

 

違法建築だらけ、耐震対策ないものだらけ、地震がきたら全倒壊しちゃう建物だらけのトルコにいたら仕方ないと思います‼️

 

 

 

3年前にイスタンブルを震源地とした地震があった時、私はタクスィム広場近くの築40年↑の図書館にいましたけど、

 

 

 

天井がミシミシ……ときしみ出すのを聞いて、我先にと一目散にドアに向かって走り出しましたからね‼️

 

幼稚園からガッツリ避難訓練受けて育ってる日本人ですが、本能でトルコの信用できない建物ではテーブルの下にいても助からん、と思いました‼️

 

震度4くらいだったけど、心臓バクバクしました。東日本大地震を東京で経験した時より怖かった。

原稿入ってる大切なPCを小脇に抱えて逃げましたよ

 

 

今回の地震の映像を見て思うのは、棚やタンスを倒れないように、突っ張り棒で天井から支えたり、免震ジェルの上に乗せたりする対策の方がトルコには早急に必要なんじゃないかなってこと。

 

 

 

って、そんなん売ってないから我が家もやってないですけど💦

 

 

もう地震来ませんように〜。