エスファハーンのうまいもん&ホテル【イラン旅行⑩エスファハーン】 | 女郎蜘蛛のトルコ生活@イスタンブル
 

エスファハーンで食べたものいきます‼️

 

まずは、郷土料理のベルヤーニー بریان اصفهان。

 

揚げたひき肉にシナモンなどのスパイスを混ぜたペースト状のものを、香味野菜と一緒に薄いナンに包んで食べます。

 

オットはかなり気に入ってた

 

 

こういう地方ごとの郷土料理ももちろんあるんですが、レストランに入ると基本的に、メニューあるのは全国どこもシチューかケバブをピラフと食べるものが多い。

 

イマーム広場近くのBagh-e Homayounレストランでは、レゼシュク(バーベリー)を乗せたピラフとラムチョップ。

 

場所柄、かなりツーリスティックだった

 

 

老舗アッバースィー・ホテル内のレストランで食べたのは、ざくろと胡桃を使った大好きなシチュー、フェセンジャーンと子供達が好きな挽肉ケバブ、クービーデ。

 

 

 

毎日同じようなもの食べてるよなーとは思いつつも、イラン料理がもともと大好きな私たち、サフラン入りバスマティ米の香りが漂って来ると、「早くこれとクービーデを一緒に食べたい!」って毎食思ってしまうので全く苦ではありませんでした。

 

でも数回は、子供のためにピザ🍕やハンバーガー🍔などのファストフードにも行きました。こういうお店も巷にたくさんあります。

 

 

 

とっても気に入った、有名な老舗レストラン、シャフルザードرستوران شهرزاد

 

人気なので混んでますが、給仕さんたちがキビキビ仕事してて、そこまで待たされず。お味は全体的にとっても良かったです。

 

 

 

食後に頼んだアイスはサフランと薔薇の味で、めちゃくちゃ美味しかった💕

 

最後の日にももう1度行こうと思っていたのに、息子が変な時間から寝てしまい行けず。名残惜しい。

 

 

お会計と一緒に、テーブルにエスファハーン名菓のギャズگزがでて来ました。

 

ギャズは卵白と薔薇水などを練って、ピスタチオを入れたヌガーのようなお菓子。

 

 

 

ギャズが私の大好物であることはブログでも時々書いているんですが、この街が本場。

 

 

 

エスファハーンには街中にギャズ屋さんが並んでおり、店内の商品は、ピスタチオの含有率とか、材料の成分によってランクや値段がピンキリ。

 

 

 

最良のギャズは、ザグロス山脈に住むギャズ・モスキートとかいう特別な虫が、ハニーサックルの蜜を体内で変化させ、枝などで結晶化したもの(ギャズ・ハニー)で作るものだとか。

 

御柳の樹液を吸った虫の分泌物、という説も?

 

 

ほかにエスファハーンでお土産のお菓子としてはソーハンسوهانもあります。

正確にはエスファハーンでなくコムという街の名産品

 

薔薇水、カルダモン、ピスタチオの入った薄いキャラメルのようなお菓子。

 

前に食べた時にはピンと来なかったけど、今回試食させてもらったら、サクサクした食感のあとに薔薇とカルダモンがふんだんに香り香水、ギャズ以上に私好みでしたラブ

 

 

 

エスファハーンでは、紅茶に添えるお砂糖も違います。

 

シーラーズなどほかの地域では、ナバーットというスティック状の氷砂糖がでてくることが多いですが、ここではプーラキという薄くて丸いべっこう飴みたいのです。

 

 

これを口に放り込んでから、お茶を飲むスタイル。

 

べっこう飴にミントやサフラン、胡麻を練りこんだものなんかがあって、いろんなフレーバーも楽しめます。

 

 

一つ前の記事でちらっと触れた、モスィーロルモルク邸は、その歴史的な部屋の一部が、ペルシア美にあふれたオサレなカフェになっていました。

 

 

 

メニューからしてもう、アートすぎて、その素敵ックス具合に悶絶チュー

 

 

 

私は薔薇水を使ったドリンクを頼みましたが写真忘れ、オットの頼んだお茶にも

前述のべっこう飴の砂糖、プーラキが添えられてきましたよ。

 

 

 

さてエスファハーンでの宿泊は、学生時代から「素敵よぉ〜」と噂に聞いていたアッバースィーホテルにしました。

 

 

 

300年前、サファヴィー朝時代のキャラバンサライ(隊商宿)を改築したホテルで、そういう意味では世界最古のホテルなんだとか。

 

庭園にはペルシア古典音楽が流れてる……

 

 

館内はペルシア風の装飾がされていて、

 

 

 

朝ごはん食べるところも綺麗です。

 

 

 

スイートルームは、こんな内装らしい!

 

 

 

ただ、インドのマハラジャ宮殿ホテルなんかと比べると、装飾がチャチな感じもして、あと老舗ゆえに昭和感もあり、そこまで豪華には感じなかったかな〜。

 

 

 

ラマダーン休暇で混雑していたとはいえ、接客は一度も良いと思えず真顔

ただ立地は良いのでリピートするかは悩みどころ。

 

でもまぁ、一度は泊まって損はないホテルですね。