タイのレッドカレーのレシピが紹介されました。
We wanted to create a Thai-style red curry that wasn't swimming in coconut milk and featured fiber-rich lentils and tofu instead. We started by cooking the lentils in an aromatic red curry broth.
https://japantoday.com/category/features/food/thai-style-red-curry-that-highlights-lentils-and-tofu
記事の中から取り上げる語は、red /red/です。以前にも他の色を紹介しました。気になった方は是非。
yellow → https://ameblo.jp/jyoji8/entry-12440856230.html
pink → https://ameblo.jp/jyoji8/entry-12441753205.html
green → https://ameblo.jp/jyoji8/entry-12442193417.html
それでは、「赤」にはどのような意味があるのでしょうか。調べていきましょう。
『ジーニアス 英和辞典』(第5版 大修館書店)では、「赤、赤色の《炎・血の色から日本語と同じくしばしば情熱・革命・危険・幸運・怒りなどを暗示する》」と載っています。そこから、red light「赤信号」とかWas my face red!「恥ずかしいったらなかった」と表現できます。また、赤色を表す定義は、LDOCEで“having the colour of blood”です。ちなみに、星条旗は red, white and blue bannerで表します。
「赤色」は「目の充血」にも使うことができ、その際は red-eye「目が充血した」となります。さらに、red-eyeは「(機中泊を伴う)夜間飛行便、夜行便」といった意味もあります。これは運転手の気持ちや状態をそのまま英語で表現したのでしょう。
前回、greenでお金の紹介をしましたが、redにもそのような意味がありました。a red centは「1セント銅貨」を表します。そこから「わずかな価値」、not worse a red cent「一文の値打ちもない」となります。
red の意味を強める表現で red hot「赤熱した、激怒した」がありますが、「最新の、話題沸騰の、大本命の」という意味もあります。ケンタッキーの人気商品であるレッドホットチキンは hotの「辛い」に加えて、このような意味が込められているのでしょうか。
蛇足ですが、イギリスには Nose Day「赤鼻の日、レッドノーズデイ」という日があります。これはイギリスの慈善団体 Comic Reliefが2年ごとに開催する募金の日で、この活動を支持する人はプラスチックの赤鼻を買ってつけます。イギリス出身のメンバーからなるボーイ・バンド One Direction “One Way Or Another”のMVなかでこの活動を通じて赤鼻が出てきます。是非ご覧になってください。
「赤鼻」や「赤い羽」、「赤十字」など、慈善団体は「赤色」を使う傾向がありそうです。
That’s the way the red cookie crumbles! (iNi)
https://a30.hatenablog.com/entry/20180923/1537658958
https://a30.hatenablog.com/entry/20180821/1534802041
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