『詩』 約束のサイン
※3 連詩を投稿中(その2) 『詩』約束のサイン ※ 学生時代の詩集「りんごんベリー」より Helsinki Vantaa International Airport 「詩」 約束のサイン Sub title (Tror på återförening)(再会を信じて) 憶えていますか 君と離れたあの時の あの空港のこと いやに華やいで見えていた あの空港のこと 君もまたその中で 明るく そしてあどけなく振舞っていた でも それは淋しさを隠す為の いつもの君のシグナル いつか又 必ず会えると信じても それはどこか不安であり カウンターに一人佇む その瞬(とき)の君の横顔は 初めて出会ったあの時の あどけない 幼な顔に戻っていた 何かを語ろうとする君の唇に 僕は何も言えず 頬を寄せる仕草さえためらった この時の為に 君への約束の言葉を 心の奥に 沢山詰めては来たけれど その日が想いを伝えられる 最後の日だったけど 別れの頬をそっと寄せるのが やっとの僕 これが君との約束のサイン 熱い君の涙を頬に覚えて 君への愛おしさで胸が詰まり 約束の想いをそっと心に刻み 君から離れ一人帰国の旅です 何度も何度も 泪を隠し 何度も何度も 笑みを造り 何度も何度も 振り返り 君の姿を心に包んで