釣行前インプレ︰ダイソーリール | ぽんぼし=孤高のチニングマン

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キビレ(クロダイ)のルアーフィッシング、素人料理、映画レビューの3本立てです。

 ダイソーのルアーや仕掛けって、わりと人気が高いみたいですね。

私は10年ほど前にポッパーやミノーを買ったことがありましたが、残念ながら釣果はゼロだった記憶があリます。

皆さんの中にはダイソー釣具で結構釣ってる方々も少なくないようですね。



 さて今回はダイソーのリールを釣行前インプレッションさせて頂きます。

あくまでも私見だと認識しておいてくださいませ。










ダイソーリールは、私の知る限り1000番〜3000番が販売されています。
今回私が買ったのは、真ん中サイズの
2000番。
ナイロンライン3号が100メートル巻けるスプールです。
私はこれにPE1号を巻きました。


ちなみにダイソーにはPEラインも売ってますが、今回は数年前に買い溜めしておいたPEラインが残っていたので、それを使います。









重量は上出来だと思います。
この価格であまりにも軽いリールだと、剛性がこんにゃく並みになるんじゃないかとてへぺろ






ハンドルを回してまず感じたのは、予想外にも軽く回ります。
ってか、私が予想していたよりは軽く回るだけです。
例えるなら一昔前のカーディナル程度でしょうか。

そして予想通りガタが大きく、しかし意外にも雑音や雑振動が無かった。
これから釣りを始めようという方々には必要十分ではないかと。

ちなみにノブはハメ殺しですがまずまず良く回ります。










ラインローラーは非常に回りが悪いショボーン
しかしながらベアリングが1個入る構造になっているのでチューン次第である程度回るようになりそうです。

では激回りになるかといえば、おそらくそれはないかと。
パーツそれぞれにバリがあるので、引っ掛かってうまく回転しないかもしれません。







スプールを開けると、フェルト製のドラグワッシャーが3枚。
ただし驚くことにドラググリスが塗られていません。
乾いたのではなく明らかに最初から塗ってない様子。
このままでは大物が掛かったときにドラグの摩擦で火を噴きます。

うそです爆笑爆笑爆笑



まぁ、自分でチューンする人には古いグリスを落とす手間が省けるので好都合ですけどね。
私はもちろんシロクマグリスを投入します。










お〜っと、驚きました。
ピニオンギア支持にボールベアリングが装填されています。
私の予想ではボールベアリングは1つも入っていないハズだったんですが……

其れからこのリールにはローラークラッチがありません。
逆回転防止機能に別の機構を用いてあります。
極めてチャチな作りになっておりますから見たい方はダイソーリールを買ってください(笑)












ボディ内部はこんな感じ。
材料コストを抑えるためか、隙間が少なく非常に効率的な作りに思えます。

それからドライブギアにベアリングを2つ装填することが可能です。
ぁでも私は一切ベアリングを追加するつもりはありません。
500円というリール本体価格からすれば、ベアリング追加は莫大な費用になりますから。

では回転を軽くするためにどうするか?
私はグリスを全部抜いて、
KURE556チューン!
を実施するつもりです。
それにより水底の状況がダイレクトに指へ伝わる、巻き感ゴリゴリ仕様になります。


それから各ギア類はとても500円とは思えない精度で、素晴らしいデキだと言えるでしょう。
なぜならKURE556を施したあとも巻き感ゴリゴリというほどではなかったからです。
500円にしては大したものです。

ダイソーで釣具コーナーにお立ち寄りの際はリールを一度回してみてくださいな。










最後に、ダイソーリールは逆回転防止機能の構造上ガタを調整することが難しいため、ガタが気になる人には全くオススメできません。
あくまでも初心者、あるいは私のようなモノ好きな釣り師向けのリールだと言えることは確かです。

それから個体差が大きいと思われますので、お買い上げの際にはしっかり選ぶことをオススメします。



以上、釣行前インプレッションでした。
次回はいよいよ実釣にでかけます。
だいぶ先になりますけど。