「わが緑の大地」 1971年 114分
監督・ポール・ニューマン、音楽・ヘンリー・マンシーニ
出演・ポール・ニューマン、ヘンリー・フォンダ、リー・レミック
ヘンリー・マンシーニの作品を探していたら、この作品が出て来た。
テレビ放送を録画しておいたものだが、画質は良好だった。
遥かなる空の彼方までオレゴンの森林地帯がのび、
深い緑におおわれた雄大な大自然。
そこでは何代にも渡ってスタンパー一族がきこりとして
伐採業者として生き続け、今なお昔ながらの生活を送っていた。
“一歩もゆずるな”の焼印を切り倒された巨木に押し、
スタンパー一族の気概を誇示している彼らは、
持ち前の頑固さで同業仲間や町の者との争いもめずらしくなかった。だが今度の争いは材木の値上げを要求して
ストライキに入った町中の者との対決。
ハンク(ポール・ニューマン)は、父親ヘンリー(ヘンリー・フォンダ)同様製材工場と契約をしている以上、
ぜがひでも材木を運びだそうと思っていた。
争議は長引き、組合員たちは殺気だっていた・・・・。
(KINEMAより抜粋)
最初の公開の時の邦題は「オレゴン大森林・わが緑の大地」だった。
オレゴンの大自然が素晴らしい!その大森林をじっくりと映し撮った
ポール・ニューマンの監督としての素晴らしさ!
ドラマは、ヘンリー・フォンダの頑固おやじ振りが面白い。
「スペンサーの山」でもそうだったが、この手の役は本当に上手い。
家出して亡くなったヘンリー・フォンダの後妻の息子が帰ってくる。
この息子の描き方がユーモラスで微笑ましい。
ドラマはこの辺からドラマチックな展開になる。
人で不足もあって事故が起こる。
父親のヘンリー・フォンダは重傷をおい、一緒に働いていた従兄弟が
亡くなってしまう。このシーンが哀しい。P・ニューマンの演出が
冴えわたる。ヘンリー・フォンダも病院で亡くなり、
いよいよ人がいなくなる。
クライマックスは、伐採した材木で筏を組み、川に流して
運ぼうとする、ポール・ニューマンと義理の弟二人。
回りの連中が二人では絶対に無理だと嘲笑する中
大量の材木を筏に組み、それを小さな蒸気船で曳きながら
川を下って行く。俯瞰撮影を取り入れたこのシーンが素晴らしい。
オマケに冷蔵庫に入れておいた父親の肩腕を
なんとマストに旗印のように掲げて見せる。
父親と自分の意地を見せつける。
公開当時、あまり評判は良くなかったが、私は面白く見る事が出来た。
今回見直して見て、こちらが年をとったせいかヘンリー・フォンダの
頑固さが許せるように思えて来た。
P・ニューマンの監督第二作目の本作、
ポール・ニューマンさんの知性を存分に堪能出来ました。
元・南海の門田博光さんが亡くなった。
現役時代は近鉄との試合で、ホームランを打ちまくった
嫌な相手だったが、CSチャンネルの解説者として
ユニークな解説が面白かった。
まだ若いのに残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
朝は猛烈に寒かった。
雪こそ積もらなかったが、年老いた身には寒さがこたえました。