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B級おもしろ映画館

古い映画や映画館をこよなく愛し
なによりも面白い映画が大好きなオジサンのブログです

とにー

 

「男たちの挽歌・3」    1989年   117分

  監督・製作・ツイ・ハーク

  出演・チョウ・ユンファ、アニタ・ムイ、トニー・チェン、マギー・チャン

 

「冷血」を見ようと思い二階にDVDを取りに行こうとしたら

ナナちゃんがしがみついて来た。

二階に行くのを断念して、WOWOWで放映していた

「男たちの挽歌・3」を見る事にした。

久し振りに見たが、何でもありの面白さに変わりはありませんでした。

ベトナム戦争末期のサイゴンを舞台に、男の友情あり

壮絶な銃撃戦あり、ラブ・ロマンスありの、面白い要素がてんこ盛りの

娯楽映画です。シリーズ3作目となっていますが、独立した物語です。

監督もジョン・ウーからツイ・ハークに変わっています。

この映画、最初の空港のシーンから完全にアニタ・ムイの映画です。

最初の映画館での銃撃戦も主役はアニタ・ムイです。

拳銃を口にくわえて弾倉を変えるシーンの素敵な事!

その後の「冒険者たち」のように、男2人と女一人の美しいシーンの

数々はアニタ・ムイの主題歌が流れる名シーンです。

ラストで銃弾に倒れながら、愛する男たちに抱かれているシーンに

今度は大音量で流れる「夕陽の歌」、歌っているのは勿論アニタ・ムイ

素晴らしいラストシーンです。

この映画の彼女は本当にチャーミングでした。

 

名古屋の名演小劇場が休館になるとの事。

3月末の休館と発表されている。

二つあったスクリーンの一つが休映中だったので

そろそろ終わりかと思っていたが、その通りになってしまった。

単館の小劇場の存在価値は、名古屋では非常に高い物がった。

多分この手の映画館では一番通っていたと思う。

「オーケストラ!」 「まぼろしの市街戦」なども懐かしい。

「座頭市物語」等の大映の映画も良く見ていた劇場だった。

最後の上映が「ジェラール・フィリップ・映画祭」との事。

この映画館、上映開始の時、女性の方がスクリーンの前で

上映の案内をするのがユニークだった。

もう無理かもしれないと思うが、復活される事を切に願っています。

 

 

 

マイナンバーカードを受け取りに指定された郵便局に行ったのが

始まりで、その事に関するポイント取得の事や何やかやで

多治見市内をクルクルと回ってしまった。

途中お腹空いてきて、ケンタッキーによって空腹を満たし

何ともう一周してしまった。多治見の市街地は狭かった。

諸々の手続きが終わり、家に帰ってきたら午後一時。

毎度お馴染みサンルームでナナと一緒に読書タイム。

二年前に読んでいた「アスピリン・エイジ」を読み直す。

下記の記事は二年前のブログの再掲載です。

 

「アスピリン・エイジ」   イザベル・レイトン・編

 

二つの世界大戦の狭間にアメリカで起こった出来事を

それに直接かかわった人とか、目撃した人が書いている本。

禁酒法があり、サッコとヴァンゼッティ事件もあった。

真実と妄想が入り混じる混沌とした時代の20年だった。

過ぎ去ってみればアスピリン程度の事だったと思われ

「アスピリン・エイジ」と言う言葉が定着した。

 

先日、アマゾンでポチッとしていたのが届いて

昨日から上巻を読んでいた。

この本、日本に紹介されたのは抄訳だった。

それを読んだ時、猛烈に全訳が読みたいと思った。

その後、全訳が一冊の本として出版され

ハヤカワ書房から文庫本で上下・2冊が発行されたのが

1979年だった。

抄訳から始まって、トータルで3回読んでいる。

今回で4度目になる。

好きというか、何故かこの時代のアメリカに強い憧れのような物が

私にはあるのかも知れない。

アスピリンで思い出す映画は「冷血」でしょうか。

犯人の一人がアスピリン食べるように服用しているシーンが

何度も出てきて驚いた記憶がある。

この上巻に描かれている7つの物語は

この時代でなければ起こりえない事ばかりです。

一つ一つがトンデモナイ面白さに溢れている。

当然、これはすべて真実です。

熱病に侵されたような狂乱のアメリカが描かれている。

1920年代と1930年代、アメリカは青年のような若さがあったと思う。

素晴らしい事ばかりでない、夢遊病者のようなアメリカが面白い。

 

こうなれば上巻に続いて下巻も一気に読みます。

約40年前に発行された文庫本の活字は本当に小さく、読みにくい。

昔は何ともなかった事が加齢とともに、しんどくなってくる。

今の所は何とか大丈夫ですが、これがあと何年続けられるのか

自信は全く無い。

今のうちです、読みたい本を読み、見たい映画を見て

聴きたい音楽や落語を聴く事が出来るのは・・・・・・・。

そう簡単には私のお楽しみを奪われたくはありません。

 

何度読んでも面白い。

良いか悪いかは別にして、アメリカは面白い国です。

それと同時に懐の深さにも関してしまう。

「冷血」が見たくなって来た。

今晩のお楽しみはこれで決まりそうです。

 

「野獣死すべし」   1969年   110分    日本未公開

  監督・脚本・クロード・シャブロル

  出演・ミシェル・デュショソワ、カロリーヌ・セリエ

 

息子を轢き逃げした犯人を自ら探し出し、

復讐を果たそうとする父親を描いたクロード・シャブロル監督の

サスペンススリラー。

映画専門チャンネルでクロード・シャブロル監督・特集が組まれて

「肉屋」等と共に放映されている。この監督、日本未公開の作品が

多くこの「野獣死すべし」もテレビ放映のみ。

 

愛する息子をひき逃げされ殺されてしまった男が

執念で犯人を捜そうとする。このパターンの作品は結構ある。

ほんのチョッとした事がきっかけで、犯人の姿が浮かび上がる。

アッと驚くような展開がある訳でもなかった。

 

「いとこ同士」で注目され、フランス・ヌーベルバーグの旗手の一人

として一時期は結構な人気もあった。

私はこの人にはどうも肌が合わないと云うか

いつも首を傾げる事が多かった。

ゴダール、トリフォー、ルイ・マルなどのヌーベルバーグで

もてはやされた主流派とは違い、一部の熱狂的な人に支持されていた

「二重の鍵」 「虎は新鮮な肉を好む」 「ジャガーの眼」など

ユニークなサスペンス・スリラーやアクション映画も公開されていた。

ソフト化されていない作品も多く、まとめて見る機会が少ない監督の

一人だった。今回の特集放映は結構貴重な機会だった。

他の作品も録画してあるので、少しづつ楽しみたいと思っている。

 

週に一度の日帰り温泉を楽しんで来ました。

穏やかな天候で、気温も高く、2時間近くノンビリしてきました。

いつもの常連の皆さんも元気に入浴されていて

レストランではいつもの場所でランチを楽しんでいました。

91歳のお爺ちゃんも元気で、お湯の温度を秤に来たおばちゃん相手に、素っ裸で(当たり前)にこやかに話されていた。

おばちゃんは目のやり場に困っていたようだが、

お爺ちゃんはお構いなしだった。

この意欲が91歳までの長寿を支えているのかと思えて来た。

いつまでも枯れない姿は感動さえ覚える程だった。

今日のランチは、シンプルなトンカツ定食。

ごく普通にソースでいただきました。美味しかった。

春めいてきた一日でした。