「南海漂流」 1960
「謎の要人 悠々逃亡」 1961
「バルジ大作戦」 1965
「素晴らしきヒコーキ野郎」 1965
「モンテカルロ・ラリー」 1969
この監督、映画史に残る様な作品を撮ったりはしていない。
私にとっては「謎の要人悠々逃亡」この一本だけでも
大好きな監督の一人になった。
このスットぼけた脱走映画の面白さには呆れてしまった。
この主人公が、どれほど重要な人物なのかは一切説明なし。
それだけでも普通じゃないのに、
この脱走劇、なんと収容所の正門から歩いて逃亡する。
ラストには、テレビのご対面番組にこの主人公が出てきて
収容所時代の仲間たちがゲストで出てくる。
これがまた愉快に出来ていて、イギリス流ユーモア満載で
笑えることは保証付き!。
以後も「素晴らしきヒコーキ野郎」と「モンテカルロ・ラリー」で
スターを大挙出演さしての、集団・アクション・コメディに
その腕を発揮している。
昔はこのクラスの監督が大勢いたような気がする。
アメリカのヘンリー・ハサウェイ等もその一人です。
それらの監督作品は安心して楽しむ事が出来た。
1960年代、映画はまだまだ面白い時代でした。
寒さが本格的になって来た。
暖房器具がフル回転しています。
人生2度しか風邪を引いた事がない私ですが
コロナもあるので人混みは出来るだけ避けています。