「ミニコプター作戦」出演者は豪華だが、映画は雑でした。 | B級おもしろ映画館

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「0011・ナポレオン・ソロ・ミニコプター作戦」  1967年 88分

  監督・バリー・シアー

  出演・ロバート・ヴォーン、デヴィット・マッカラム、キム・ダービー

      テリー・トーマス、テリー・サヴァラス、ジョーン・クロフォード

      ハーバート・ロム、ジル・アイランド、レオ・G・キャロル

 

テレビで大人気になったスパイ・シリーズの劇場版。

原題がカラテ・キラーズ(空手の殺し屋)。

舞台はローマ、ロンドン、アルプス、北極、日本と忙しく飛び回る。

内容は海水から金が作れるという夢のような方法を書いた数式の

奪い合いという、大ブームだったスパイ映画の安直な見本のような話。

主演二人の活躍は毎度お馴染みだが

今回はゲスト出演者の豪華な事。

上記の出演者が入れ代わり立ち代わり登場する。

これを見るだけでも結構面白かった。

同じ様に登場する日本の描き方はウンザリするほど酷かった。

お寺だか神社だか分からぬ建物や、また出たゲイシャ・ハウス。

日本人だか中国人だか分からぬ忍者のような殺し屋も登場。

幾らお遊びといえ、今回はちとひど過ぎました。

まあ、目くじら立てるような作品ではないので

豪華な出演者を楽しめた事が唯一の取り柄でした。

このシリーズ、10本程が劇場公開されたが

ジョゼフ・サージャントが監督した

「地獄へ道づれ」と「ナポレオン・ソロ対シカゴ・ギャング」の二本は

B級アクション・映画としては、良く出来ていて面白かった。

映画はやっぱり監督次第なんですかね。

 

名古屋も関西地方も映画館の再開が始まっている。

あと少しで5月も終わり。

6月になったら映画を見るためだけに関西旅行をと思っている。

 

義母がなくなって約4年。

義母の念願だった義弟への一つの願いが今日で完結出来た。

今年始めには終わっていた筈が、コロナ騒動で少し遅れてしまった。

今日、義弟の家の近くで三人で食事をした。

義弟も喜んでくれて、妻も私もようやく肩の荷がおり一安心出来た。

妻も私も両親はすでにいない。

義弟との距離を、もう少し近づけたいと思っている。