2015 年次総会での悲壮感ただよう発表 | エホバの証人研究(ブログ)

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https://youtu.be/i_H68KTWPIM

現時点でJWブロードキャスティングの日本語では出ていません。

以下要点です。

1.統治体は世界中の大会ホールとベテル建設に関して、「遅らせるか、縮小させるか、あるいは幾つかの案件はキャンセルするよう」指示した。

2.王国会館の建設や修復は続けられるが、兄弟たちから集まる寄付しだいである。

3.すべての支部はベテル家族を削減することが求められている。

4.先進国では「一時特別開拓者」は大幅に削減する。そして特別開拓者も縮小させる。


サミュエル・ハードの発表はすでに9月にベテルスタッフには伝えられた内容であるそうですが、組織の現状を「告白する」みたいな感じで、哀愁漂う感じがしました。

4で出てくる「一時特別開拓者」について調べてみましたが、これは数年前から始まっている「クリスチャン夫婦の聖書学校」というものを卒業した人たちが割り当てられる場合が多かったようで、比較的若い世代なのかなと思います。「一時特別開拓」という名前からして、問答無用で解雇通知がくるのかと思いました。一方「特別開拓者」は昔からある制度で年齢性もかなり幅広く相当な年配者もいると思います。

さて、ここで考えたのですが30代前半くらいなら、わりとすぐに切り替えができるとは思いますが、40代後半だとどうでしょう。あるいはそれまでに何十年と世俗的な仕事をしたことがない50代60の人が突然、「正規開拓者」として活動するのはかなり厳しことだと思います。

かといって「開拓奉仕」を断念してパート生活をするのも、挫折感あると思います。

以前に日本の統計を見ていた時に気が付いたのですが
1996年から1997年くらいにかけて日本の特別開拓者が大幅に削減されていました。
そして、それと同期するかのように日本のJWの増加が止まりました。
恐らく偶然だと思いますが、特別開拓者の削減と少しは関係あると思います。

どうしてそんな気がするかと言いますと、特別開拓者の数は少ないですし、それほど大きな影響力だとは思えないのですが、その人たちが突然組織から解雇される様子は周りの人にかなり消極的な影響を与えるのではないかと思うのです。

終わりが来る来るという言葉で人生設計するのはまずいってことがわかるわけです。


今回よくわかったのは
統治体はなんとしてでも世界本部の建設は成功させたいのだけども
他の国々は削減方向で進んでいるのだなという点でした。