統計 – 減少した国と増加した国の比較
http://www.jwstudy.com/docs/stat_decrease_2015/
エホバの証人の年鑑の統計を見ていて発見がありました。
以下の表をご覧ください。
エホバの証人の伝道者が2014年度に減少した国の上位10
国の合計特殊出生率順リスト(Wikipedia) と減少国上位を比較しました。
するとエホバの証人の減少している国が 出生率の低い国と かなりの相関性があることがわかりました。
結論から言うと
少子化が進む国では エホバの証人が増えない
つまり エホバの証人の二世を生み出す量に 信者の増加がかなりの程度依存しているという事実が見えてきます。
これはつまり
子供を生み出していない会衆は いずれ衰退する
というなんとも悲しい現実が見えます。
末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン)や アーミッシュなどの再洗礼派のグループは20世紀の間に子どもを沢山作って大きな家族を構成することが北米での増加にかなり寄与しました。
しかし
エホバの証人は 終わりが近い(と思っていた)ことを理由に
子供をつくることを消極的な見解を出していました。
こういった動向は 統治体も理解していると思います。
しかし、これから子作り推奨ということは考えにくいです。
むしろ今いる子供たちを組織から離れさせないようにと
あれこれ考えると思います。
再洗礼派の諸派が 忌避(Shunning)の習慣で
子供たちの信者離れの抑制にかなり成功してきたように
ものみの塔も家族間忌避を強めていくことが予想できます。
子供の高等教育の否定を強めていくかもしれません。
ものみの塔協会の理屈は単純に言うと
・大学に行くとエホバの証人を辞める若者が増える
・だから 大学は悪。
もっともらしい理由は後付でもいいので
とにかく大学を否定してきます。
あと予想できるのは
モルモンチャンネルの「わたしはモルモンです」シリーズみたいに
http://www.mormonchannel.org/Im-a-mormon
エホバの証人チャンネルで「わたしはエホバの証人です」
といったシリーズを出して
特に楽しそうな若者の様子を描写していくかもしれません。
今のところ雑誌や統治体チャンネルに出てくるライフストーリーは
ベテルのお年寄りの経験談が多いです。
これからは
時には 歌ったり 踊ったりで
若者たちに魅力あるコミュニティー作りを
していくかもしれません。
と 勝手に想像しています。