背教者の見分け方 1/3 | エホバの証人研究(ブログ)

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「背教者に用心しなさい!」のシンポジウムの中で話し手は次のように述べました。

「では背教した人たちをどのように見分けることができるのでしょうか?」

そして3つの「背教者を見分ける印」について論じ始めました。

「背教者を見分ける印」??

16世紀のヨーロッパでは「魔女を見分ける印」なるものがまことしやかに語られていました。

ドイツでは1930年代に「ユダヤ人を見分ける」特徴について論じられました。

そして21世紀になると,ものみの塔によって「背教者を見分ける印」が論じられました。


「背教者を見分ける印」ってまさか

6 6 6 とか?






背教者を見分ける方法 その1

右矢印 神に仕えることを拒む
(英文 Rejecting God's Service

話し手は ルカ 6:46 の「主よ主よ呼びながらキリストに従わない」という言葉を引用しました。

これは真っ当な主張に思えました。クリスチャンであればキリストの言葉に従うのが基本だと思えたからです。

し か し

話し手は
  キリストに従う
    =奉仕
      =野外奉仕
        =家から家に回ること

という一点に絞って話を進めました。

家から家に「ものみの塔」の宣伝をすることを拒む

背教者の特徴はこれでしたか・・・



幕張メッセ(千葉B)の講演者は一番目の点をあっさり扱い次の点に進みました。

しかし英語の大会の話し手はさらに話を深くまでつっこみ墓穴をほってました。

話し手は,ものみの塔86 12/15 20ページを引用して自信たっぷりに背教者の特徴を論じました。

「最近の例としては,1970年代の半ばに,ある著名な長老たちが不満を抱くようになりました。イエスの使徒たちの残した型に倣い,王国の音信をふれ告げて家から家に証言することが彼らの"威信"にかかわったのです。それらの長老たちにとってバビロン的な教えに戻るのは良いことに思えました。彼らは狡猾な手段を用い,「終わりの日」に関する疑念を生じさせてエホバの証人の業の速度を落とそうとしました。結局彼らは排斥されなければなりませんでした。」(塔86 12/15 20ページから引用)

う~ん

「ある著名な長老たち」が具体的に誰のことなのか書かれてないのでなんとも言えませんが,少なくともわたしが知っている限り「威信にかかわる」から伝道に反対した長老などひとりもいません。良識ある長老たちが,ものみの協会が「家から家の伝道」を神の命令であるかのように信者に課していることに異議を唱えた例なら沢山知っています。

レイモンド・フランズは著書「クリスチャンの自由を求めて」の中で,統治体会議の中でさえギリシャ語の「カタ・オイコン」を「家から家」の伝道であるかのように提示するのはおかしいのではないかという話題が出ていたこと,そして新世界訳聖書の主要な翻訳者のフレデリック・フランズでさえ「カタ・オンコン」が戸口から戸口への伝道を意味していたとは本気では考えていなかったことを書いています。

それに「1970年代の半ば」って要するに「1975年」ということですよね。

そんな時代に冷静な長老たちがわずかながらいたということですね。

そんな冷静な長老たちはどうなったんですって??

結局彼らは排斥されなければなりませんでした

ちょっと ちょっと あせる

そんな自信もって彼らを排除したことを語らないでほしいです。





ということで

背教者を見分ける方法 その1
意外と単純でした。

背教者として見分けられたくない人は

月に一時間は家から家に伝道しましょう。

老人ホームに入った場合は月に15分で背教者にならないでいられます。(^O^)/

病院に入院してる人は2,3カ月意識不明でない限り伝道の報告を提出してください。(≡^∇^≡)


その2に続く