人間の脳は学習してきた事柄にもとづき,瞬時に言葉の変換を行い,それに意味を付すことができます。
エホバの証人はものみの塔によって教えられてきた事柄に基づき,特定の言葉に瞬時に意味を割り当てます。
例えば
事物の体制の終結のしるし = 終わりの日のしるし = 1914年
キリストの臨在 = 目に見えない臨在 = 1914年
みたいな感じです。
ヤコブ書の筆者はキリストの到来を待つ初期クリスチャンに向けて次のような言葉を語りました。
(ヤコブ 5:7‐9) ですから,兄弟たち,主の臨在の時まで辛抱しなさい。ご覧なさい,農夫は地の貴重な実を待ちつづけ,早い雨と遅い雨があるまで,その実ついて辛抱します。あなた方も辛抱し,心を強固にしなさい。主の臨在が近づいたからです。
これをエホバの証人の理解に基づいて自動翻訳にかけると次のような訳になります。
(ヤコブ 5:7‐9) ですから,兄弟たち,1914年 まで辛抱しなさい。ご覧なさい,農夫は地の貴重な実を待ちつづけ,早い雨と遅い雨があるまで,その実ついて辛抱します。あなた方も辛抱し,心を強固にしなさい。1914年 が近づいたからです。
なんか変ですね。
「臨在」に関して もう少し詳しく解説を書いていますので,以下のページもご覧ください。
キリストの目に見えない臨在
http://www.jwstudy.com/docs/newlight_invisible_presence/