気になる小説 - 地上の楽園 vol.1 | エホバの証人研究(ブログ)

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すごく気になる小説。

「地上の楽園 vol.1:はじまり」

http://www.amazon.com/Paradise-Earth-Zero-Anthony-Mathenia/dp/1620071436/ref=tmm_pap_title_0

表紙はこんな感じ
$エホバの証人研究


昨年末に発売されたんですが,英語版しかないのが残念です。


内容の解説 - amazon.com

大地震と空からの燃える火の玉が落ちた時,ある宗教集団は長い間語られていた世界の終わりの預言の成就と解釈した。組織の成員たちはその宗教の聖なる場所に避難を開始した。彼らはこの世界的な異変を新しい地上の楽園が実現する兆しとみたからだ。

その避難所内での話,将来の希望を持ちながら一人の男が寒さと飢えに格闘していた。彼はこの預言に対する信仰のためにすべてを犠牲にしてきた。自分の家族までもだ。異様な夜を過ごす中,彼は自分が生涯信じかつ期待していたはずの事柄と格闘することになる。

生き延びて地上の楽園を見ることになったとき,それは価値のあるものなのか?

「地上の楽園」小説は世の終わりへの信仰を分析してさらに考えを発展させている。



書評を見ると,どうやらこの小説は世界的な大艱難を背景にしながら,ある地方の王国会館を舞台にして,そこに避難したある一人の男性信者を主人公にして出来事を見つめていくスタイルの小説のようです。
本来待望していた輝かしい楽園への一歩であるはずが,どうも現実に起きてみると違う側面が見えてくる,そんな内容が書かれているみたいです。

レビュー - amazon.com

マセニアは上手に教訓を展開している。そして彼はいわば人の旅路 - 洗脳と恐れから自由と優しさへの旅路 - を示している。
- シェーンクラッシュ,フォレストライフ作者

著者のアンソニー・マセニアは[エホバの証人の]神学的な問題点や不思議な思考を心をひきつける方法で上手に説明し深い部分も理解できるようにしてくれている。
- バーバラ・アンダーソン 元ものみの塔の執筆スタッフ

巧みで信頼できる内容。でも伝道仲間にとっては冒涜的であること間違いなし。マセニア氏の”地上の楽園”が与える衝撃は強い。
- Thea Isis Gregory, Sanity Vacuum.



この小説は最終的には三部まで発表されるそうです。
発想が面白いですね。