第一次世界大戦とエホバの証人 第2部
http://www.jwstudy.com/docs/jw_and_ww1_2/
第一次世界大戦とエホバの証人 第3部
http://www.jwstudy.com/docs/jw_and_ww1_3/
ラザフォードの牢獄カードです。
なんか怒っているように見えるのは気のせいでしょうか。

ラザフォードが獄中に出した一通の手紙が公開されています。
(投稿の一番下に引用します)
妥協しなかった事を自画自賛しているところがなんともいえません。
「全世界の人々から称賛されるよりも,
主の是認とほほえみを受けて獄中にいるほうが,
どれほどましかしれません」
... ちょっと妄想が入っているような気がします。
個人的には以下の文面がお気に入りです。
「私はこの投獄の経験が
ラッセル兄弟のためではなく,
私たちのために取って置かれたことを
うれしく思います。」
以下、J・F・ラザフォードの獄中の手紙の紹介です。
*** 安 18章 145-147ページ 今日の神の見える組織に対する忠節 ***
投獄中に示された忠節さ
6 ものみの塔協会の会長J・F・ラザフォードは,その投獄中もエホバの組織に対する忠節さを示し,1918年12月25日,信頼できる仲間の一人のエホバの僕,J・A・ボーネットに一通の特別の手紙を書き送りました。それはピッツバーグの協会の事務所の同ボーネットあての手紙で,ラザフォードは一部次のように述べました。
7 「私はバビロンと妥協するのを拒み,私の主に忠実に仕えようとしたために獄中におりますが,私はこのことを感謝しております。……私は獣と妥協したり,あるいは獣に屈服したりして自由になり,全世界の人々から称賛されるよりも,主の是認とほほえみを受けて獄中にいるほうが,どれほどましかしれません。主に対する忠実な奉仕のゆえに苦しむのは,祝福された快い経験です。私たちは王国でみ父のほほえみをあらゆるものに勝って尊ぶことになります。それこそ神のすべての子供の思いの中で最も重要な事柄であるべきです。私たちはその王国で結ばれて一体となることを切望しています。私は幸福ですが,やはり皆さんすべてと再会することを切望しています。大会と年次総会が近づきました。キリストの霊が出席者すべての心に満ちますように……
8 「なすべき事はまだたくさんあります。それにあずかることは大いなる恵みです。主をこの上なく愛する者だけが忠実な人であって,それゆえに誉れを受けることになります。……その喜びの日が来る前に,精力的な証しがなされなければなりません。……過去の方法や手段は要求にかなうものではありませんが,主はそのよしとされる方法でそれを備えてくださるでしょう。……私はこの投獄の経験がラッセル兄弟のためではなく,私たちのために取って置かれたことをうれしく思います。私はこれほど徹底的に不正を憎み,義を愛し,そして他の人々を助けたいと切望したことは,かつてありませんでした。……シオンの勝利は近づきました」。