人間の記憶というものは柔軟だ。
自分の今の信条に合わせて記憶を塗る変えることもできる。
石井マツエは1929年にバプテスマを受けた。
彼女はキリストの再臨は1874年に起きたと教えている「神の立琴」というラザフォードの書籍を読んでいたく感動した。しかしその経験談を読むと彼女はいつのまにか記憶を書き換えているのがわかる。
*** 塔88 5/1 22ページ エホバはご自分のしもべを見捨てられない ***
石井マツエの語った経験
私たちの住んでいた大阪市東上町の家の裏に,「万国聖書研究会大阪支部」という看板のかかった家がありました。キリスト教の一派であろうと思い,その家を訪ねてみました。
出て来た青年に「主の再臨を信じていますか」と尋ねました。
「キリストの再臨は1914年に起こりました」という答えが返ってきました。
驚いた私はそんなことはあり得ないと言いました。するとその青年は,「それならこの本を読んでみなさい」と言って,「神の立琴」という本を手渡しました。
実際の「神の立琴」は次のようになっている。
神の立琴 235頁
それゆえ、この日付が主が再び現れるよう定められた確かな時であることが理解されました。1日を1年として計算する同じ法則を当てはめると1335日とは西暦539年から数えると1874年を指し示すことが理解できます。この時こそ、聖書の年代学によると主の再臨の年なのです。
This date, therefore, when understood, would certainly fix the time when the Lord is due at this second appearing. Applying the same rule, then, of a day for a year, 1335 days after 539 A.D. brings us to 1874 A.D., at which time according to Biblical chronology, the Lord's second presence is due・・・
The Harp of God page 235
彼女はこの「神の立琴」に感動しバプテスマを受けた。
彼女はこの「神の立琴」に感動しバプテスマを受けた。