なかなか黄砂が悩ましい季節…。

 

まま、外に出る機会が極端に少ない穴ぐら生活なので、空調と加湿器の空気清浄で快適な店内を!

 

 

■Cote Rotie 1999 Bernard Burgaud

■Beaune 1er Cru Marconnets 1985 Domaine Albert Morot

■Macon Milly Lamartine Clos du Four 2002 Les Heritiers du Comte Lafon

 

 

オープンと同時にお越し頂くワインラヴァーのご夫婦。

早い時間は暇なことが多く、完全に油断しておりました!悪しからず…。

お料理に合わせてグラスワインを数杯お愉しみ頂き、ボトルは赤ワインへと。

コート・デュ・ローヌのトライは過去に無かった為、程良く熟れたコート・ロティの’99を。

しなやかさも出始める25年選手ですが、らしい血肉の香りとスパイスのニュアンス。

可能な限りは幅広い産地をご賞味頂きたい!そんな思いも込めたワインのストックでもあり…。

 

韓国からのゲストはブルゴーニュの2本を。

同国でワインのインポーターをされておられるらしく、ワイン談義に花が咲くものです。

ワインリストとセラーを吟味され、セレクトされたのはアルベール・モローのマルコネ’85。

韓国ではオールドヴィンテージを飲める機会が少ないようで、そんな思いもあっての通なセレクト。

綺麗に削がれたピュアな果実味とクラシカルな味わいが外せない生産者で。

 

白ワインはラフォンのマコン’02。

ややタイトなボトルコンディションながらもミディアムボディのバランスの取れた味わいに造り手の力量を感じさせます。

かなりの経験値を持たれた御二方。

ニューヨークで飲まれたジャイエのリシュブール’59やら’78やら、世界にはとんでもないワインラヴァーがいるものです。

 

 

Wine Bar Verite

 

 

微妙な天気が続きますが、桜の季節を前倒す雨であればいいのですが…。

 

3月も残り僅か。

 

4月からの良いスタートダッシュが切れるよう励みたいと思います!

 

 

■Fontalloro 1985 Felsina

■Bourgogne Les Champlains 2014 Simon Beze et Fils

■Fixin 1er Cru Clos Napoleon 2009 Domaine Pierre Gelin

■Chateau Teyssier 2013

■Chianti Classico 2000 Casa Emma

■Urziger Wurzgarten Riesling Beerenauslese (375ml) 1993 Dr.Hermann

 

 

忙しくさせて頂いた週末の最初のワインはフェルシナのフォンタッローロの’85を。

サンジョヴェーゼで造られるデーブルワインのカテゴリーですが、いわゆるスーパートスカーナで。

抜栓直後は気難しい香りが漂うのですが、中盤からの熟れたサンジョヴェーゼのクラシカルな味わいに、イタリアワイン好きにはノスタルジーも感じさせる秀逸な1本で。

 

ワインラヴァーの集いにてセラーから吟味されたブルゴーニュ。

8年ほどのエイジングとなった抜け目ないシモン・ビーズのシャンプラン・ブラン’14。

やや果実の膨らみは大人しいものの、まろやかさが出始めた品の良い味わいに優良生産者の力量を感じさせます。

個人的にはもう少し寝かせたかったかな。

 

2本目はこれまた抜け目ないピエール・ジェランのクロ・ナポレオン。

フィサンの中でも特別な畑であるクロの名を冠した’09は、薄い色調からは想像も付かないエレガントさと純粋な果実の旨み。

オールドとはいかないまでも、素晴らしい品質に多角的なセレクトセンスの重要性を考えさせられます。

 

牛ホホ肉の赤ワイン煮込みに合わせるボルドーはテシエの’13。

ル・ドームのサード的な扱いの印象のテシエ。

メルローの充実した果実味と醸造家の力量を感じさせるバランスの取れた味わいに再評価を。

ヴィンテージの善し悪しか、やや膨らみに欠ける印象ですが、次狙うなら優良ヴィンテージかな…。

 

遅掛けのアフター組はイタリアからキャンティ・クラッシコを。

こなれ始めた深みのある味わいと旨みの詰まり具合に驚きを!

’00の優良ヴィンテージも後押しするかたちなのですが、カーザ・エンマ侮り難し!

 

甘口のドイツワインのご要望に、待ってましたのヘルマンのベーレンアウスレーゼ’93を。

甘口リースリングはなかなか抜栓に至らないだけに嬉しく思います。

ましてや抜群に美味しければなおさらで…。

蜂蜜にアールグレイの品の良いアロマ、凝縮したトロトロの果実味は流石のベーレンアウスレーゼで!

 

 

Wine Bar Verite

 

 

 

本日はウェブ広告の営業の方と打ち合わせを。

 

打ち合わせと言っても、あちらの熱心な営業活動に押されるかたちなのですが…。

 

まま、ウェブ広告の仕組みなども教えて頂けるので有難く聞かせて頂いております!

 

 

■Campoleone 2004 Lamborghini

 

 

なかなかボトルの開かない日々が続きますが久方ぶりに。

スポーツカー好きの皆さんだったのでセレクトの中に含みましたが、やはり存在感を放つランボルギーニ。

僕が20代の時に手に入れた15年選手でもあり、まろやかさと深みを合わせ持つ素晴らしい1本で。

2000年代で手に入れるチャンスがあるならば、また是非ストックしたいスーパーウンブリアワインです。

 

 

Wine Bar Verite

 

 

 

 

来週の日・月曜日はカウンターの修繕につきお休み頂きますので、本日は振り替えで営業中です!

 

ご都合が合いましたら是非お越し下さいませ!

 

 

■Beaune 1er Cru Cent Vignes 1990 Domaine Albert Morot

■Savigny Les Beaune 1990 Charles Noellat

 

 

約10年ぶりの御縁を頂けたワインラヴァーのゲスト。

色々とワインも飲み込まれてオールドブルゴーニュに着地されたとのことで、数本のセレクトの中からクラシックなアルベール・モローを。

早い段階では野暮ったさが目立つ造り手ながら、クラシカルな造り手こそ寝かせてあげることで本領を発揮するかと…。

赤い果実のピュアな味わいと出汁のニュアンス。

程良い飲み頃の抜け目ないオールドブルゴーニュの素晴らしさを。

 

遅掛けからの愉しき晩は繋がる’90のブルゴーニュを。

今は無きシャルル・ノエラのネゴスラインですが、コルクはある程度のオールド具合を。

肉付きの良いラズベリーな味わいとしなやかな酸が好印象で。

シャルル・ノエラもなかなかで!

 

 

Wine Bar Verite

 

 

 

本日は鳥山明さんの衝撃的なニュースが…。

 

漫画にゲームに馴染み深い世代でもあるので寂しい次第です。

 

心よりご冥福をお祈り致します。

 

 

■Side by Side Chardonnay 2016 Deep Woods

■The Steading 2008 Torbreck

■Cabernet Sauvignon 2016 Buccella

 

 

ニューワールドの晩になった昨夜。

マーガレット・リヴァーで仕込まれるサイド・バイ・サイド・シャルドネ。

インポーターからお勧め頂いた1本ですが、バランスのとれた味わいと樽香で、アフターの塩気が良いアクセントを。

比較的若いヴィンテージになりますが、こういったアイテムの方がお好みの幅も広く扱い易さも。

 

濃いめのワインをご希望との事で、トルブレックのステディング’08を。

シャトーヌフスタイルのシラー、グルナッシュ、ムールヴェードルのブレンドで、程良い肉付きとしなやかさを両立する良きオーストラリアワインで。

トルブレックの瓶口はソムリエナイフが引っかかり難いのでいつも困ります!

 

2本目は更にボディを上げてのブッチェッラのカベルネ・ソーヴィニヨン。

ここ最近のワインの中で断トツに濃いな!

凄まじい凝縮度ではあるのですが、強大なタンニンでまさに墨汁のようで…。

もう少しリッチに香ってくれれば申し分ないのですが…。

20年後にまた出会いたい1本で。

 

 

Wine Bar Verite

 

 

昨日は娘のひな祭りを自宅で。

 

奥様のご両親を自宅にお招きしての食事会でしたが、久方ぶりの心安まる休日の一時を…。

 

まま、奥様の頑張りに感謝です。

 

 

■Cava Brut Vintage 1998 Artadi

■Chateau Carbonnieux Blanc 2005

■La Massa 2010 La Massa

■Graacher Domprobst Riesling Spatlese 1999 Weingut Willi Schaefer

 

 

グラスも交えながらの晩でしたが、泡物からは珍しいカバのヴィンテージ’98を。

秀逸な赤ワインを仕込むアルタディがリリースするヴィンテージ・カバ。

20年以上の熟成になるので、蜜な味わいが愉しめる1ステージ上のカバですが、余韻の膨らみはシャンパーニュには敵わないな。

ややドライな印象も感じますが、同業者にとってはこれはこれで貴重な経験かと…。

 

ボルドーブランの中でも抜け目ない1本のカルボニュー。

ソーヴィニヨン・ブラン主体ではありますが、新樽由来のリッチな味わいと重厚な香りに、ブルゴーニュグラスの方が相性が良く。

どうだろう?90年代の方が良き熟成をしているような気がします。

 

キャンティ地区のキャンティでは無いワインを仕込むラ・マッサ。

国際品種も少量ブレンドするサンジョヴェーゼ主体の赤ですが、ミディアムボディに主張し過ぎない果実味とバランスの良さ。

キャンティ・クラッシコ協会に反旗を翻す異端児なイメージですが、そんな話題も昔話しだな…。

15年前は知られた生産者でしたが、今やクラシックになったようで、時代の移り変わりを感じさせます。

 

変化球のリースリングはヴィリ・シェーファーのグラッヒャー・ドムプロブスト’99を。

ほんりの甘さを残すシュペトレーゼですが、未だに強靱な酸と、らしい紅茶のニュアンスを。

常温に近づくにつれてまとまりのある味わいに昇華するのですが、〆のラーメンには敵わない様子でしたが…。

 

 

Wine Bar Verite

 

 

本日は早めの出勤にて税理士さんとお話を…。

 

なんとか1ヶ月を生き抜きましたが、ここからが正念場です。

 

まま、良きワインと心地よい空間をご提供出来るよう精進する次第です。

 

 

■Alices Shiraz 2005 Greenock Creek

■Bourgogne Cote Chalonnaise Les Clous 2002 A.et P.de Villaine

 

 

早くも2回目のご利用に感謝する次第のゲスト。

濃いめのワインをご希望との事で、秀逸なオーストラリアの生産者であるグリーノック・クリークのアリスズ・シラーズの’05を。

強靱な骨格と密度のある味わいながら、濃厚なカシスのフレーバーが狙い通りの1本で。

まだまだ強さを残す酒質にデキャンタージュにて円みを帯びさせるのですが、後10年は寝かせてあげたい偉大なオーストラリアワインかと…。

 

今宵のワインラヴァーのゲスト。

白のご希望と合わせて’02でご提案させて頂いたヴィレーヌのレ・クルー。

コート・シャロネーズらしい酸味の存在感ではあるものの、厚みの増したコクのあるシャルドネの姿に、造り手の力量とワインのポテンシャルを感じさせます。

現行の酸っぱいシャルドネの姿からは大きく変貌を遂げた、熟れたシャルドネの素晴らしい1本で。

 

 

Wine Bar Verite

 

 

4年に一度の2月29日。

 

固定電話の日付がさっそくバグっておりました…。

 

そしてそしての大谷選手の結婚報道。

 

日本人女性との事ですが、ご多分に漏れずお相手の方が気になります。

 

一般人女性なのか、有名人なのか…。

 

にわかファンですみません…。苦笑

 

ひとまずはご結婚おめでとうございます!

 

 

■Jumilla Sirver Label 2012 Juan Gil

■Merlot & Cabernet Sauvignon Deuxieme 2012 Obuse Winery

■Chabudai Wine 2015 Obuse Winery

 

 

入れ替わりの激しい晩になりましたが、馴染みのゲストよりファン・ヒルのスタンダードな1本を。

モナストレル100%で仕込まれるマッチョなワインですが、かれこ10年のエイジングとなるスパイシーさと角が取れた味わい。

非常にコストパフォーマンスに優れた1本で。

 

遅掛けの御三方は外国人ゲストを含めて。

リストからのセレクトで日本の秀逸な造り手である小布施ワイナリーの異なるキュヴェを。

ミドルレンジのメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンで仕込まれるドゥジェーム。

こちらも約10年のエイジングとなりましたが、ミディアムボディに綺麗な果実味と黒ブドウのエッジが効いたクオリティの高い1本。

 

流れは逆行しますが、アリカント主体のちゃぶ台ワイン。

ライトボディながらみずみずしい果実味とバランスの取れた酸が印象的なテーブルワイン。

こちらも数年前に購入して寝かせていたアイテムですが、まったくヘタった感じも無く、綺麗な熟成を遂げていました。

もう1本のイレギュラーな小布施がありましたが…。これにて手持ちの小布施が絶滅してしまった…。

バックヴィンテージはもう手に入らないだけに名残惜しさも…。

 

 

Wine Bar Verite

 

 

本日は奥様とランチを…。

 

ご挨拶も兼ねての前職場にお邪魔させて頂きましたが、お客様目線で感じれる事も多々あり勉強になります。

 

奥様はどうだったかな…!?

 

まま、切り替えて仕事に精進しなくては!

 

 

■Santenay 1er Cru Clos Tavannes 2005 Domaine de la Pousse d'Or

■Brut Reserve NV Taittinger

 

 

三連休の中日は僕の師匠が御祝に。

色々と飲み込まれている方なので、セレクトに苦戦する次第ですが、選択肢の中からプス・ドールを。

赤い果実のエレガントさに充実した果実味ではあるものの、偉大なヴィンテージの恩恵を受ける固さも少々…。

個人的には2000年代に入り、印象がガラリと変わった生産者ですが、’07や’08のような細身のヴィンテージの方が相性が良さそうな気もします。

飲み頃というのは本当に難しいもので…。

 

10年ぶりの再会に感謝でいっぱいのワインラヴァーのゲスト。

二軒目での御祝の1本は安定のテタンジェから。

トーストに焼き栗の香ばしさ、それらに負けないしっかりとした味わいの厚みが何とも素晴らしく。

一周回って扱う機会が少なくなる大手メゾンのスタンダード・キュヴェですが、大手メゾンならではの歴史の厚みと品質へのポリシーを改めて感じさせます。

新進気鋭の若手生産者のワインも追い掛けながら、クラシックも柔軟に扱いたい次第です。

 

 

Wine Bar Verite

 

 

今日はブレイキンのTV放送が珍しく。

 

パリ五輪で新たな種目として追加される競技ですが、学生時代に少しかじった思い出もあり懐かしく。

 

最終的には日本がチャンピオンの座も得る良い流れで。

 

パリ五輪楽しみだな!

 

その際は店舗のテレビで流したい次第です。

 

 

■Chateau Mercian Noblesse 1978 Chateau Mercian

■Geropiga Valpacos NV Adega Cooperativa de Valpacos

■Huntig Hill Chardonnay 2015 Kumeu River

 

 

早い時間から扉を開けて頂くワインラヴァーのご夫婦。

お食事後のご利用ですが、一件目ではアルコールをセーヴして照準を自店に合わせて頂けたようで有難い限りです。

赤の変態ワインとのご要望に何本かセレクトさせて頂きましたが、メルシャンが仕込む特別な1本を。

まま、バースデーヴィンテージという事も思惑が重なりましたが。

海外ブドウを原料に造られた樽の中から、傑出したものより瓶詰めされるノブレスの’78。ちなみに樽番は105とのこと。

透き通る色調に削ぎ落とされたピュアな果実味が感じられる希少な日本のワインかと。

こういうキュヴェが仕込まれていた日本の歴史を体験出来る機会はとても貴重な経験で。

 

またまた変わり種のポルトガルの酒精強化ワイン。

ヴァルパスコ地方で仕込まれる度数表記もヴィンテージも記載の無い珍しい1本。

甘さとアルコール感の中に、紅茶、カラメル、ドライアプリコットの複雑な香りが漂う、まさに変態的なワインで…。

これもまた先の日本ワイン同様、ソムリエとして人生に一度しか出会うことの出来ない希有なワインかと。

 

お食事帰りのワインラヴァーのゲストは、お近くの人気料理屋さんのオーナーとご一緒に。

前々職で少しだけお世話になりましたが、覚えてて下さった事に感謝も。

やや若めの白ワインにて、ニュージーランドのクメウ・リヴァーのハンティング・ヒル・シャルドネ。

絶大な人気を誇る白の名手が手掛けるシャルドネは、リッチな樽香と引き締まった酸が印象的な1本。

まだまだ飲み頃には早いのですが、ポテンシャルの高さを伺わせます。

改めて感じましたが、スクリューキャップだと熟成が遅い!

まま、コルク由来の様々な弊害も問題ではあるのですが、オールドタイプの僕にとってはコルクの存在が重要不可欠だと改めて…。

 

 

Wine Bar Verite