昨日は娘のひな祭りを自宅で。

 

奥様のご両親を自宅にお招きしての食事会でしたが、久方ぶりの心安まる休日の一時を…。

 

まま、奥様の頑張りに感謝です。

 

 

■Cava Brut Vintage 1998 Artadi

■Chateau Carbonnieux Blanc 2005

■La Massa 2010 La Massa

■Graacher Domprobst Riesling Spatlese 1999 Weingut Willi Schaefer

 

 

グラスも交えながらの晩でしたが、泡物からは珍しいカバのヴィンテージ’98を。

秀逸な赤ワインを仕込むアルタディがリリースするヴィンテージ・カバ。

20年以上の熟成になるので、蜜な味わいが愉しめる1ステージ上のカバですが、余韻の膨らみはシャンパーニュには敵わないな。

ややドライな印象も感じますが、同業者にとってはこれはこれで貴重な経験かと…。

 

ボルドーブランの中でも抜け目ない1本のカルボニュー。

ソーヴィニヨン・ブラン主体ではありますが、新樽由来のリッチな味わいと重厚な香りに、ブルゴーニュグラスの方が相性が良く。

どうだろう?90年代の方が良き熟成をしているような気がします。

 

キャンティ地区のキャンティでは無いワインを仕込むラ・マッサ。

国際品種も少量ブレンドするサンジョヴェーゼ主体の赤ですが、ミディアムボディに主張し過ぎない果実味とバランスの良さ。

キャンティ・クラッシコ協会に反旗を翻す異端児なイメージですが、そんな話題も昔話しだな…。

15年前は知られた生産者でしたが、今やクラシックになったようで、時代の移り変わりを感じさせます。

 

変化球のリースリングはヴィリ・シェーファーのグラッヒャー・ドムプロブスト’99を。

ほんりの甘さを残すシュペトレーゼですが、未だに強靱な酸と、らしい紅茶のニュアンスを。

常温に近づくにつれてまとまりのある味わいに昇華するのですが、〆のラーメンには敵わない様子でしたが…。

 

 

Wine Bar Verite