微妙な天気が続きますが、桜の季節を前倒す雨であればいいのですが…。
3月も残り僅か。
4月からの良いスタートダッシュが切れるよう励みたいと思います!
■Fontalloro 1985 Felsina
■Bourgogne Les Champlains 2014 Simon Beze et Fils
■Fixin 1er Cru Clos Napoleon 2009 Domaine Pierre Gelin
■Chateau Teyssier 2013
■Chianti Classico 2000 Casa Emma
■Urziger Wurzgarten Riesling Beerenauslese (375ml) 1993 Dr.Hermann
忙しくさせて頂いた週末の最初のワインはフェルシナのフォンタッローロの’85を。
サンジョヴェーゼで造られるデーブルワインのカテゴリーですが、いわゆるスーパートスカーナで。
抜栓直後は気難しい香りが漂うのですが、中盤からの熟れたサンジョヴェーゼのクラシカルな味わいに、イタリアワイン好きにはノスタルジーも感じさせる秀逸な1本で。
ワインラヴァーの集いにてセラーから吟味されたブルゴーニュ。
8年ほどのエイジングとなった抜け目ないシモン・ビーズのシャンプラン・ブラン’14。
やや果実の膨らみは大人しいものの、まろやかさが出始めた品の良い味わいに優良生産者の力量を感じさせます。
個人的にはもう少し寝かせたかったかな。
2本目はこれまた抜け目ないピエール・ジェランのクロ・ナポレオン。
フィサンの中でも特別な畑であるクロの名を冠した’09は、薄い色調からは想像も付かないエレガントさと純粋な果実の旨み。
オールドとはいかないまでも、素晴らしい品質に多角的なセレクトセンスの重要性を考えさせられます。
牛ホホ肉の赤ワイン煮込みに合わせるボルドーはテシエの’13。
ル・ドームのサード的な扱いの印象のテシエ。
メルローの充実した果実味と醸造家の力量を感じさせるバランスの取れた味わいに再評価を。
ヴィンテージの善し悪しか、やや膨らみに欠ける印象ですが、次狙うなら優良ヴィンテージかな…。
遅掛けのアフター組はイタリアからキャンティ・クラッシコを。
こなれ始めた深みのある味わいと旨みの詰まり具合に驚きを!
’00の優良ヴィンテージも後押しするかたちなのですが、カーザ・エンマ侮り難し!
甘口のドイツワインのご要望に、待ってましたのヘルマンのベーレンアウスレーゼ’93を。
甘口リースリングはなかなか抜栓に至らないだけに嬉しく思います。
ましてや抜群に美味しければなおさらで…。
蜂蜜にアールグレイの品の良いアロマ、凝縮したトロトロの果実味は流石のベーレンアウスレーゼで!
Wine Bar Verite