71歳になる少し手前で
大学を定年退官した夫は
たまにの執筆活動以外は 好き放題テレビを見たり
ショッピングに出かけたり
とにかく悠々自適の生活を満喫しています。
かたや、こちらの方は
週に三日とは言え
大学に行ってくれていたのが
毎日家にいる夫のための家事がとにかく増えました。
男女、どちらがラクな人生なのかな…
と思ったことがありました。
社会で働く男性には、やはり女性以上の大変さがあるのでしょうが、
定年
というご褒美が待っています。
あとはゆっくり、のんびりと生きて行けるのです。
かたや、私はほぼ専業主婦でしたから、
子育てや 度重なる引越しの苦労はありましたが、
比較的自由な時間がありました。
ところが今となっては分かります。女には定年というものがない。身体が動く限りは、一通りの家事をしなければならないのです。
94歳になる母も、未婚のまま65歳になる弟と暮らしており、健康なのもあり、主婦業全般をまだまだこなしているのです。
67歳になる私も 今もこれからも 定年も隠居もなく、ずっと現役で主婦業をこなして行くわけです。
一昔前までは、
長男家族と同居して
嫁が家事をする
というのが一般的でしたから、
上手くすれば50代くらいから引退出来たわけです。
が、今は仮に若夫婦と同居だとしても
嫁も働いている
というのが普通で、
ゆえに、
家事全般と、孫の世話まで任されてしまう
というのが、シニア女性の当たり前
となっています。
現代のシニア女性は、
決して引退、定年、がなく
生涯現役で、頑張り続けなければならない
という宿命のもとにあります。
ちょっと悔しいな…
