この
恐ろしい物価高騰のいま、
この
恐ろしい品質低下のいま、
何かを安易に手放し、断捨離すると
同じクオリティの物を再び手に入れるには
数倍のお金がかかる。
しかも
それさえ厳密には同じクオリティではない!
これから、家も断捨離(手放す)人が増えるんじゃない?
などと、この番組から聴こえてきた。
とんでもない。
高騰が止まらない家賃が、
そして、それに連動する更新費用が、
どれだけ生活を圧迫するか。
あくまでも
同じレベルの家賃がずっと続き、変わらない という保証があるなら
という条件下でのみ
家の断捨離は意味をもつ。
夢の戸建てマイホームをなんとかしてゲットする
という考え方はもう古い
としばらく言われていたが、
もう古いどころか、
むしろそれが最先端の考え方なのだ。
他のあらゆるものは 削る工夫が出来たり我慢したりも出来るが、
住むところがなければ
路頭に迷ってしまう。
それなりに住める程度の中古住宅でも
家賃も更新料もかからず、
なんとか車が置ければパーキング代もいらない。
安い家なら固定資産税も安い。
なんなら、苦しければメンテナンスは最小限でいい。
マンション購入にも注意が必要だ。
管理費や、修繕積み立て費用は、諸物価に連動して上がっていく。
うちだけ待ってもらう、という事は出来ない。
年金生活の人は 家賃よりは安いとはいえ
毎月管理費と修繕積み立て費を納めるのに四苦八苦となる。
食費を削れば医療費が増える。
今の時代は
ミニマリストになってはいけない。
断捨離ブームはそそくさと去ったのだ。
