友人のお母様が
先ほど96歳で亡くなった とLINEが入りました。
体格の良い、穏やかなお母様でした。
別の友人のお母様も、まだ家の中では自立している96歳です。
私の母も、杖無しで出歩け、独身の弟のお世話をし、いつ実家に行っても家の中も庭もキレイそのもの、という92歳。
彼女達に共通するのは、
根が丈夫なこと。
個体差がある中で、とくに健康を追求しなくても 強健で病気知らず という
健康勝ち組タイプ。
母がダウンしているのを
全く見たことがなく、飄々と生きています。
かたや、
らんまん の主人公であった植物学博士の役名 牧野万太郎 さんや
私の 93歳で昨年永眠した父親
などは、
比較的虚弱体質でありながら、健康に気を遣ったり、
好きな事にワクワクしながら虚弱を跳ね飛ばしたり…
つまり、後天的に長寿を実現したタイプでした。
つまり、
努力要らずの長寿 と
努力または生き方による長寿
というのがある、と分析しました。
自分も父親にソックリです。
でも、健康負け組であっても、
自分の身体を慈しみ、手をかけ、立て直してあげれば、健康勝ち組に負けるとも劣らない長寿を叶えることも出来るのだ…
という学びがありました。
10代、20代、30代、40代で
それぞれ死にかける大病をして、
50代では 普通の人の数分の一 程度の体力しかなく
心身共に悩みだらけで
ホントに過酷な人生でしたが、
今は 徹底的にセルフメディケーションに励み、何も大きな悩みが無い身体にまで
自分で持って来ました。
このところ
強健だった友人知人が病に倒れ始めたいま、なんと、この誰より弱かった私が
彼女達のために尽力出来る立場になって来たのです。
世話を受けるいっぽうだった私が
逆に世話をやけるようになり、
それが本当に信じられないくらいです。
今後 何があるか、意外とまた虚弱に戻ってしまうのか、は自分でもわかりませんが、今 自ら勝ち取った健康を、周りの人達のために用いて行きたいと思います。
福祉、奉仕の精神で毎日充実して過ごす日々を積み重ねて、
気付いたら私も長生きしているのかもしれません。