日本人は、これを使い分ける国民ですよね。
世間体、外面…
これを気にする国民でもありますよね。
それが良い悪い という事ではなく、
最近 良く分かったのは、
ホンネを出さない関係 というのは
あるレベルで終わってしまう
という事です。
例えば、しばらく会えなくなれば終わり。
引っ越せば終わり。
卒業すれば終わり。
退職すれば終わり。
入院すれば終わり…etc…
人の懐に スト〜ンと飛び込めないタイプだった私…
人の顔色を見て、即座に気持ち、気分の変化を察してしまう私…
自分を守りたい気持ちが強かった私…
は、ホンネをぶつけて 時には火花を散らすような人間関係を 作ったことがありませんでした。
誰からも好かれたい、
85点くらい付けてもらいたい、
嫌われたくない、
こればかり。
けれど、現実は60点くらいの間柄で終わり。
友人は、すぐに出来て、好かれるタイプだけれど、一生モノの親友はいないかな…
家族にさえ、そうでした。
親には、心配をかけたくない気持ちが最大に強くて、どんな苦難の時にも、絶対に親にSOSを出さなかった…
死にかけても、入院しても、自分からは連絡しなかった。
見かねた夫が伝えて、両親は大慌てで私を見舞いに来たものです。
子育ての時もそう。
病気三昧の身体で、辛くて辛くて仕方ない時にも、いつも優しい笑顔のお母さんでいた。
いつも無理をして、何でも要求に応えていた。
子どもが、これはまずいぞ、と思う傾向を示しても、嫌われたくなくて、遠回しに優しく しか叱らず、甘い甘いお母さんでした。
こんな自分がイヤで仕方なくても
変えられませんでした。
そんな自分が 一皮剥けたのが、
やっと今年に入ったあたりからでした。
終活の年齢なのに、大切な人達に 言いたいことも言わずに 毒にも薬にもならない関係のまま
ある日突然 サヨナラしてしまったら
私には悔いが残ると
本気で思いました。
そして、誰かに何かを語るときには、
嫌われる勇気、引かれる勇気を持って
伝えておきたい事を伝える事に決めたのです。
そして、
やっと分かったのは、
相手への情のこもったホンネだけが、相手の心に届く
という事でした。
それが、その時には
一時的に相手の心に グサリと刺さったとしても、
後から それを噛み締めた相手から、感謝の言葉が返ってきたり、相手にとって 私がさらに大切な存在に感じてもらえるようになったり。
人は
自分の殻を破るのは もっとも難題かも知れません。
ずっと何十年も、そういう自分で通してきたからです。
それでも、
もし、自分に突然何かがあったら、このままじゃ終われない
と思ったら、
その時こそ
自分の殻を破る 最後のチャンスなのだと思います。
人の心を動かす事が出来るのは
相手を思ったホンネだけなんですね。
