相手の考えや気持ちを
自分の思考の癖をそのまま投影させて
勝手に推察してしまうことをします。
自分だったらこう思うから、
相手もきっとそうだろうとか。
そして、真っ正面からぶつかって
分かり合うことを避け、
遠慮がちに語ったり、平和のために 本心からではないのに相手に合わせたり。
本当に伝えたい事を伝えられないでいたり。
嫌われるのが怖くて
引かれてしまうのが怖くて
当たり障りない事しか言えない。
でも、少なくとも喧嘩にならないので、
相手と上手くやっているような錯覚に陥ります。
でも、
そういう関係は、相手に対する遠慮があって
ホンネでぶつかれないまま、決して深くはならない関係なのですね。
ホンネでぶつかり合って、お互いに泣いたりしているのに、なぜか密着している友人達がいるのです。
私には、なかなか、それが出来なかった。
実の息子にさえ、
私の至らなさのせいで 上手く育てられなかったこと、辛い思いをさせてしまったこと
などが遠慮となって、
しかも、粗暴な性質を時に示す彼に対して
腫れ物に触るように ご機嫌を取りながら接して来ました。
しかし、ある時、
もっと嫌われてもいい、という覚悟で、
母親として、これだけは言っておきたい、とか
これだけは悔い改めて欲しい、という事を
すべて本音で伝えてみたのです。
そうしたら、
思いがけない返事が。
息子は、実は私のことを、優しい素晴らしい母親だと思って来たこと、
私を決して恨んでいないこと、など、
今まで 決して語ってくれなかったようなホンネを、全て語ってくれたのです。
図体が大きく、力もあり、性質も難しく、
息子と言えども 怖くて決してホンネでぶつかれなかった私でしたが、
このままでは死んでも死に切れないと覚悟し、
言いたかった事を全てラインで伝えて、やり取りしました。
もっと早くそうすれば良かった。
息子なりの、ベストを尽くして、考えたり闘ったりしながら生きて来たことも、
父親に対する思いも(実は、父親の方に 大きな確執を持っていた…)
私に対する愛や感謝も、
皆んな分かりました。
熱い思いで、ホンネをぶつけてみて、
当たって砕けてもいいじゃないか、
意外と、思いもかけない新たな境地に達する可能性が高いものだ。
それをやっと学びました。
これからの人生は、
ホンネでぶつかり会える人達と
深く温かい関係を さらに構築して行こうと決めました。
上っ面だけの浅い関係の人と
遠慮がちな会話をして過ごす時間は
もう もったいなくてね。