イエス様の言葉759
ルカの福音書 4:8
イエスはお答えになりました。「『神である主だけを礼拝し、主にだけ従え』(申命6・13)と聖書に書いてあるではないか」
Jesus answered, “The scripture says, ‘Worship the Lord your God and serve only him!’”
※ 申命記 6:13
あなたの神、主を畏れ、主にのみ仕え、その御名によって誓いなさい。
「主だけ」と書いてある。
神の言葉と世の中の価値観とは違うことが多い。「主だけ」を見つめ、「主にだけ」に従う生き方をしていると、盲信だとか、考えることや他を見ることを放棄しているとか、愚かだと冷ややかに言われることもある。笑われることもある。雑言を浴びせられることもあるかもしれない。
それでも「主だけ」を仰ぎ、「主にだけ」従う時、心が平安で満たされる。
礼拝するのは「主だけ」だけれど、考えることや他の人に耳を傾けることを放棄するのとは違う。「主にだけ」従うからこそ、人を愛する愛が生まれる。人に寄り添う気持ちが生まれる。
私は本当の礼拝をしているだろうか。
人を締め出し、他の生き方や考え方を拒絶しているように感じさせるならば、それは本当の礼拝者とは言えないかもしれない。
イエス様は「主だけ」を礼拝し、「主にだけ」従っていたけれども、いつでも愛に溢れ、人に対し時には優しく、時には厳しく、根気強く向き合って下さるお方。
「主だけ」を愛することは、
人を拒絶することとは違う。
「主だけ」を礼拝することが、
愛しづらい世の中を愛する力をくれる、
愛しづらい人を愛する力をくれる。
「主だけ」を礼拝することが、生きる術。
生きづらい世の中に生きる、私たちに与えられた道しるべ。
信じて進もう。
イエス様に立ち帰ろう。
イエス様のような礼拝者になれますように。