本作はスピルバーグが製作総指揮をし、
1985年から1987年にNBCで放送されたオムニバス・ドラマです。
Amazing Stories
※サントラ盤は極めてレア品と化しているため購入リンクはありません
このドラマはエピソード毎に監督も音楽担当も変わっており、
かなり豪華な顔ぶれとなっております。
監督に
・クリント・イーストウッド
・マーティン・スコセッシ
・アーヴィン・カーシュナー
・ロバート・ゼメキス
などなど。
音楽は
・ジェームズ・ホーナー
・ダニー・エルフマン
・ジェリー・ゴールドスミス
・ジョルジュ・ドルリュー
・アラン・シルヴェストリ
などなど。
そんな中、我らがスピルバーグ&ジョン・ウィリアムズの黄金コンビは2エピソードを手掛けている他、
ジョン・ウィリアムズは番組のテーマ曲も手掛けています。
黄金コンビの作品は下記2エピソード。
シーズン1のエピソード1:ゴースト・トレイン
シーズン1のエピソード5:最後のミッション
サントラはカバー版が何枚かリリースされてはいるのですが、かなりのレア品と化しており、
とんでもないプレミア価格となってるため手が出ません。
そんな中我らがiTuneストアが1枚だけ普通の価格でDL販売してくれております。
有難い・・・。
収録曲のラインナップはこちら。
・番組メイン・タイトル (ジョン・ウィリアムズ作曲)
・最後のミッション (ジョン・ウィリアムズ作曲) 10曲
・二人だけの霊界 (ジョルジュ・ドルリュー作曲) 6曲
・番組エンド・タイトル (ジョン・ウィリアムズ作曲)
演奏はジョエル・マクリーニー指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団。
ジョエル・マクリーニーといえば、我々スター・ウォーズ・マニアにとっては帝国の影の作曲者として有名ですね。
なお、最後のミッションはU-NEXTで観られます。
私も短期間U-NEXTを契約していた際に鑑賞しました。
楽曲紹介
1.Main Title
勇ましいホルンの咆哮に続き、弦楽器による主旋律の導入が始まり、
次にトランペットによる景気の良いメイン・メロディが奏されます。
弦楽器群がそれに続きスピーディーな旋律を奏で、最後はトランペットで締めます。
いかにもジョン・ウィリアムズらしいスペクタクル感の強い曲です。
2.The Mission (最後のミッションより)
律動的な弦楽器のオスティナートに乗せてホルンが勇ましく奏でる、
本エピソードのオープニング曲。
3.The Jinxed One(最後のミッションより)
静かな弦楽器のボウイングに乗せてホルンが静かに奏で始めます。
次に木管楽器群の積極的なパッセージが入り、弦楽器に引き継ぎます。
次にホルンがやはり勇ましく奏でます。
本作は御大のホルン押しが強く感じられる作品です。
4.Broken Landing Gear(最後のミッションより)
弦楽器の伴奏に乗せて、やはりホルン。
次にトランペット。
しかしながら、再びやっぱりホルン。
本作はホルンなんですね。
着陸用のタイヤの軸が壊れてえらいこっちゃ。
5.The Captain's Frustration(最後のミッションより)
弦楽器の静かな奏でが続きますが、それを切り崩すのはやはりホルンです。
機長が焦っている悲観的な様子が感じられる曲です。
6.The Parachute(最後のミッションより)
弦楽器の鋭い響きで緊迫した様子の曲です。
後半はジェダイの帰還で聴いたような感じの響きのスペクタクル感。
7.The Control Tower(最後のミッションより)
異変に気付いた管制塔です。
機内の人間と違って当事者ではないので、比較的落ち着いています。
というか、管制官が慌てちゃおしまいですね。
8.I'm Father McKay(最後のミッションより)
ホルンの旋律に続いてオーボエ。
これもなんとなくジェダイの帰還っぽい響き。
9.Good-byes(最後のミッションより)
死を覚悟しましたね。
冷静でありつつも、悲観的な弦楽曲。
ラメントですね。
10.Jonathan Begins To Draw(最後のミッションより)
はい、ここで起承転結の「転」です。
アニメーター志望のジョナサンが何か思いついたようですよ。
明るい響きのメロディが希望を奏で、ファンファーレに至ります。
次に淡々としたリズムが開始され、ジョナサンの作戦行動。
次第に金管楽器群が加わり、曲が盛り上がっていきます。
ティンパニーの打撃が緊迫感を煽り、フィナーレに向かって突き進みます。
この辺りはインディ・ジョーンズ/最後の聖戦の鋼鉄の野獣を彷彿とさせます。
11.The Landing(最後のミッションより)
フィナーレです。
心の中のオビ=ワンが「ナイス・ランディング!」と讃えるが如く、
もうナイス・ランディングとしか言いようがないハッピーな弦楽器によるファンファーレ。
もちろん金管楽器群も負けじと讃えます。
ものすごく爽快感のある曲の前半。
曲の後半はもうエピローグです。
クルーのホッとした様子の穏やかな曲。
最後に再びファンファーレが奏でられ、曲が最高潮に達し、穏やかに曲が締められます。
いかにもジョン・ウィリアムズって感じです。
12~17(二人だけの霊界より)
ジョルジュ・ドルリュー作曲の二人だけの霊界 です。
ドルリューは専門外だし、エピソードも観ていないので飛ばします。
18.End Title
オープニング・テーマのバックにピアノを加えたゴージャスな曲です。
超短いですが。
以上です!
これでスピルバーグ×ジョン・ウィリアムズの全作品解説完了!
続きまして、コンピレーション・アルバムの紹介に移ります。


