2022年日本学生選手権が終了して1週間余りが経ちました。
今シーズンの日本女子体育大学の目標は
・日本学生選手権 100点獲得
・関東学生選手権 女子総合優勝三連覇
出場者全種目、全員得点
・全種目インカレ標準突破
でした。
今シーズンの結果としては
日本学生選手権での得点は11点。
関東学生選手権は75.5点で4位。
関東学生選手権での出場者全員得点を得ることができず、全種目日本学生選手権標準突破も達成することが出来ませんでした。
しかし今年の日本女子体育大学水泳部は、昨年よりさらに変化を遂げ、チーム全体の成長が感じられたシーズンとなりました。
2022年8月28日に始まった日本学生選手権に至るまで
毎練習でのホワイトボードによる目標提示を初めとし課題練習や角田コーチによる練習メニューでの練習等
昨年から一段とパワーアップし新しいことを取り入れ、
選手、スタッフ一同、怖がらず何事にもチャレンジしてきました。
その結果練習に対する気持ちや態度が変わった選手・マネージャーが多く、自然と個人の練習タイムの向上、スタッフの意識変化があり、チームの団結力も自然と高まっていきました。
強いチームになるためにはまず土台作りが必要不可欠です。どれだけ強い土台を作れるかが来年、再来年の結果を左右してくると思っています。その土台を強く作れた1年であったのではないでしょうか。昨年は惜しくも点数を得ることが出来なかった私たちですが、11点分の成長をこの一年ですることができました。
目標にはまだまだ届かないレベルにありますが、日本女子体育大学の水泳部は一歩ずつ..一歩ずつ..着実に成長しています。
自分たちが向かっている方向は間違いではないことを証明してくれたシーズンでありました。
これから日本女子体育大学水泳部は更なる飛躍を遂げることが出来るでしょう。
そして来年、今より何十倍も成長したチームになっていると確信が持てるそんなシーズンとなりました。
私は初めてマネージャーとして日本学生選手権に4日間帯同させていただきましたが、一人一人が諦めず最後までチームのために戦う姿には終始心打たれました。
個人的に惜しい、悔しいレースもありましたが
昨年よりも心身ともに成長したことを感じることができる選手が多く、チームとしては1歩ずつ着実に前へ進んでいることが分かった試合となりました。また、2〜4年生は昨年よりも逞しい姿を見ることができ、安心してチームを任せることもできます。
これからのみんなの成長期待してるよ
マネージャーは自分で泳げない
としか初めは思っていませんでしたが、身体は選手と共に泳げなくても気持ちを乗せることはできると気づかせてくれました。
選手と辛いこと、楽しいこと、不安なことを共有し共に全力でぶつかり合いながら頑張ることによりマネージャーは強く選手の背中ををレースに押すことができ、選手は安心して自分の泳ぎをすることができると感じさせてくれました。
選手・マネージャー・先生方、その他応援してくださっている方々全員でチームです。選手は泳いでいる時は一人であっても心強いバックが沢山います。
私は日本女子体育大学水泳部で活動し、こんなにも心強いチームで活動でき幸せでした。
ありがとうございました。
最後に、
大学に通わせてくれて私たちに水泳を続けさせてくれて良い結果が出るよう願ってくれている家族の皆様
沢山御指導してくださっている数々の先生方
日本女子体育大学水泳部をここまで残してくださって、沢山の激励のお言葉をくださっているOGの皆様
その他数多くの方々に支えられ
私たちはこのような結果を残し日々成長することができています。
これから日本女子体育大学水泳部はもっともっと成長し
何十倍、いや何百倍にも強いチームになると信じています。
これからも変わらぬご声援の程、よろしくお願い致します。
2022年度 日本女子体育大学水泳部
チーフマネージャー 荒巻 加寿美