ケガをした時に大事なこと | 日本女子体育大学 水泳部

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監督の山川です。

今日のコーチブログを担当します。


5月は毎年恒例の三体育大学対抗戦がありました。


日体大のプールに行く度に思うことなのですが、やはり外プールは気持ちが良い。今年は天候にも恵まれての大会になりました。


来年も半世紀以上の歴史がある大会に参加できる事に感謝し、来年度も全力で楽しんでもらいたいと思います。また、来年は本学が当番校ですので、学生はその自覚を持って参加しましょう。



話は変わって、

最近、故障(ケガ)をする選手が少し多いので、その時に大事な2つのことについて書きたいと思います。


1つ目は、使い過ぎで肩や膝などを痛めた場合、まず「痛めた原因」についてしっかり考えることです。だいたいの場合、特定の場所に負担が集中するようなフォームをしていて、それに気がつかずに泳ぎ続けてしまっていることが多いです。根本の原因が改善しないと、その後もすぐに痛めてしまう可能性があります。早めにコーチ陣と相談して、フォーム改善等に取り組んでください。


2つ目は、ケガをした時こそ「人間力」が問われるということです。ケガをすると、自分の不運を嘆いたり、不安を口にしたりと自分のことばかりになってしまう人がいます。気持ちはわかりますが、そんな人を積極的に助けたいと思う人はあまりいません。かくゆう私も学生時代はよくケガをする選手で、必死になる余り、周りのことを考えられてないと当時のコーチによく怒られました。どんな状況でも周囲に対して謙虚な姿勢でいれるようにしましょう。


また、私が大学2年生の時、肩の故障で6月から8月までまともに練習することができませんでした。しかし、その期間でサポートしてくださった方の助言がヒントになり、9月のインカレでは100Flyで1秒以上ベストを更新する事ができました。いつ何が良いヒントになるかわからないものです。


さて、6月は専門種目に分かれて各々徹底的に強化していきましょう。


写真は2010年の4年生のラストインカレ前。若い笑