2021年日本学生選手権、学内トライアルが終了して1週間が経ちました。
今シーズンの日本女子体育大学の
目標は、『100+』。
昨年の日本学生選手権を終え、例年に比べて大きく変化のあるシーズンでした。
4月から怜奈さんと角田コーチを迎え、
チーム全体の雰囲気が変わりました。
新しいことばかりで刺激を受ける日々に、
選手だけでなくスタッフ一同が、以前より、
自ら考え行動に移す姿勢が多く見られました。
そして、
自分の限界を超え、毎回の試合や練習で自分の+(プラス)になることを吸収するよう取り組んできました。
昨年中止となった関東学生選手権では総合優勝を果たし、見事二連覇をしました。
個々に、チームとしても、
間違いなく昨シーズンより日本女子体育大学水泳部は強くなっていました。
日本学生選手権では、人数制限により個人出場が叶わなかった選手もいました。
会場に入る事が出来なかった部員全員で、ライブ配信を観て4日間声援を送り続け、出場する選手と共に戦ってくれました。
結果として、
Bestが出ず、得点を取ることが出来なかった試合となり、日本学生選手権という舞台で勝負することは出来ませんでした。
もちろん悔しい結果ですが、
ここまで来るのに幾つもの試合が中止になり、
何度も部活動が停止となり、
心が折れそうな出来事が沢山ありました。
それでも、
一人一人が今出来ることを探し、
誰一人として諦めることなく、
最後まで心をひとつに、みんなで戦いました。
私たち4年生にとって、この4日間が私たちが1年間やってきた成果だと思います。
私は選手の熱いレースを会場で見てきました。
少し不安がある選手。
自信に満ち溢れた選手。
様々な選手がいました。
マネージャーにできる事は最後、
「いってらっしゃい」
と背中を強く押してあげる事だと思います。
選手たちの背中を強く押して、
レース後やり切った顔の選手を見て、
私はとても安心しました。
Bestを出すことが全てではありません。
まずはここまでの自分の頑張りを、
自分でたくさん褒めてあげてください。
苦しい状況の中、本当によく頑張っていました。本当にお疲れ様という気持ちでいっぱいです。
当たり前のことが当たり前にできなくなってしまった今、1日1日をみんなで過ごす日々を、大切にしてほしいと改めて思います。
そして、来年は全員で会場に行けることを願っています。
これからの日本女子体育大学水泳部はもっともっと強くなると思います。
来年強く、逞しくなった姿が見れることを楽しみにしています。
日本女子体育大学水泳部で、
このチームで、
本当に幸せでした。
ありがとう。
大会を開催するにあたって、ご尽力してくださった大会関係者の方々に感謝申し上げます。
最後に
本当に多くの方々の御力をお借りして、この1年やり切ることが出来ました。応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
今後とも変わらぬご声援のほどよろしくお願い致します。
2021年度 日本女子体育大学水泳部
チーフマネージャー 神津春佳