皆さんこんにちは。 JWCの佐草です。
今回は残念なご報告です。
7月1日(火)、疥癬にかかったホンドタヌキが保護されてきました。
所々毛は残っているものの、皮膚の肥厚が目立ち、肺の音も若干悪く、すぐに駆虫と皮下点滴でビタミン剤・抗生剤の投与を行い、回復を願っていましたが、翌日には残念ながら亡くなってしまいました。
今回、ご遺体は疥癬蔓延の原因究明の為、山口大学One Welfare 国際研究センター様に病理解剖をご依頼しております。(調査終了後は丁寧に火葬していただきました)
この子の命を無駄としないよう、未来の命に繋いでいければと思っています。
〈JWCからのお願い〉
当団体では、これまでのヒヤリングとタヌキの生態から、タヌキの疥癬について『キャッフードを食べてしまったこと』が、発症・重篤化の一因となっているのではないかと考えています。
まだ科学的に実証はなされていないあくまで推察の一環ではありますが、『外猫の餌は片づける』『タヌキに餌付けはしない』それだけのことで救える命があるかもしれません。
ぜひこの機会に気にかけていただけますと幸いです。
※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力いただけますと幸いです。
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