【クラファン残り5日】祝 第一ステップ470万円突破!! | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

皆さんこんにちは! JWCの佐草です!

 

いよいよ、クラウドファンディングも残り5日!!

来週金曜日の23時に終了となります。

 

そして今日、ついに手術で使うサージトロンやバイポーラクランプなど一式の機器を購入する為に設定した第一ステップ、470万円を達成しました!!

 

交通事故やトラバサミの事故など、瀕死の重傷で運ばれてくることの多い野生動物は手術を要するケースも少なくなく、その際、ペットさんと違い輸血が不可能な野生動物はいかに出血量を抑えられるのかが非常に重要となるのですが、その為に必要だったのが今回の機器でした。

この購入が叶うことで、救命率は格段に上がります。

 

皆様、本当に温かいご支援の数々、ありがとうございました。

 

次なるステップでは、全ケージ分の録画機能付き監視カメラ、確認用モニターとモバイル端末を導入する為、 あと80万円プラスした550万円を目指して参ります。

 

現在も全てのケージに監視カメラは設置していますが、日頃から餌代や治療費、水道光熱費でギリギリ運営している状態で予算を割くことができず、録画機能がない監視カメラとなっています。

しかし、スタッフ3名で人手も少ない中、睡眠時間を確保する為にどうしても夜間巡回などはできず、誰の目も届かない時間というのはできてしまいます。

 

そして、早朝に見に行ったら容体が急変していた、場合によってはもう既に亡くなっていたということが今までにもたくさんありました。

 

この時、もし録画機能付きの監視カメラがあれば、「どの時間から症状が出始めたのか」「夜間に何か原因となる行動を起こしていたのか」「環境によるものであれば改善することはできないか」など、後になって確認することができます。

 

また、亡くなってしまった時も、最期どれだけ頑張ってくれていたのかを記録として見届けることもできます。

 

「過去のことを見返して何か意味があるのか」と思う方もいるかもしれませんが、「過去からしか得られない情報」というものは確かにあり、そこから得た情報を整理することでその子の命を救うことにも、未来の命を救うことにも繋がるのです。

 

また、当団体で保護されてくる子は健康な子とは違い、それぞれ傷病を抱えている為、ケージの配置や中の環境作りにもかなり気を使います。

 

例えば、同じ視力低下でも神経麻痺からきているケース、外傷を負っているケースでも行動が異なります。

神経麻痺からきてしまっている視力低下の場合は飛ぼうとしても頭から前転を繰り返してしまうのであまり広いケージにはしないように。

外傷からきている場合は、平衡感覚が無事でさえあれば、空間認知できるように枝の位置を固定して、ある程度の広さを確保しなるべく飛ばせてあげられるように。

 

同じ症状でも反応が違うこともあるので、ケースバイケースでケージの作り方を試行錯誤していきます。

しかし、それでも寝る前に見た時は枝にとまっていたのが、早朝にはまた地面に落ちてしまっていたりすると、「どうして落ちてしまったのか」が分からず、環境改善を行うにしてもヒントが少ない状態から手探りで模索していかなければいけません。

 

だからこそ、ヒントを少しでも多く得られるように、万一のケージ内事故を少しでも減らせるように、録画機能付きの監視カメラが欲しいと以前から思っておりました。

 

全ケージ分となると費用もかさんでしまいますが、装着するなら全ケージ分なければ意味がありません。

 

あと5日。

 

もうあと5日だけ、私達の挑戦にお付き合いいただけますと幸いです。

 

 

《クラファンNextGoal挑戦中》

【資金使途】ケージ型酸素室ICUの購入と設置に伴う電気工事費用 

【募集期間】12月13日(金) 23:00

【第二目標】600万円

 

[クラファンご支援はこちらから]

 

 

〈応援は #JWCクラファン で!〉

 

 

※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力いただけますと幸いです。