【ご支援のお願い】クラウドファンディング ICUの導入を目指して | JWC NEWS

JWC NEWS

JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

皆さんこんにちは晴れ

JWCの佐草です照れ

 

やっと涼しくなったと思って気を抜いていたら30度越えの日もまだあったり……半袖をいつ仕舞うか悩みますよね……真顔

 

さて、今日はお知らせと皆さんにお願いがございます……!!

 

実はJWC、10月15日(火)よりクラウドファンディングへ挑戦します!!メラメラ

 

一刻を争う命と向き合うために。傷病野生鳥獣を救う医療機器の導入へ(公開準備中) - クラウドファンディング READYFOR

【プロジェクトページは10月15日(火)12:00より公開となります】

 

前回、前々回と皆さんにご支援をいただいたお陰で、飛行訓練用大型バードケージ・運動用ウッドデッキの建設が可能となりました。

バードケージではこれまでたくさんの子達がリハビリをしてリリースが叶い、ウッドデッキでは後肢麻痺や視覚障害のある子達の日光浴や運動スペースとしてたくさん活用させていただいております。

 

大型バードケージで飛行訓練を行い、リリースの叶ったムクドリ

 

増設したウッドデッキでリハビリをしているホンドギツネ

 

そして、三回目の挑戦となる今回は、兼ねてより念願であったケージ取り付け型ICU(酸素室)の購入を目指しております。

 

現在も容体の悪い子に対して酸素濃縮器を使用し、酸素吸入も行っていますが、人間と違いじっとしていてくれるわけではない為、酸素マスクが外れたり、酸素チューブがずれてしまうことがありました。

 

交通事故に遭ったホンドタヌキ

 

ネズミ捕りシートに誤捕獲されてしまったヤマガラ

 

また、現在使用している酸素室では密閉性は高いものの温度管理が非常に難しく、そこも課題でした。

 

今回購入を考えているICUは、ケージの扉に取り付けるタイプのものなのですが、設置することでケージ内の酸素濃度はもちろん、温度も一定に保てるようなシステムとなっています。

 

もちろん、ICUを使用したとしても必ずしも絶対に命が助かるとは限りません。

しかし、いざ一刻を争う子を目の前にした時、「ICUがあれば救えるかもしれないのに」となるのか、「ICUがあるから救えるかもしれない」となるのかは全く違います。

 

これが、どれだけその子にとって、そして私達にとっても大きな希望となるか分かりません。

 

実は、今年スタッフが一人減ってしまったこともあり、今まで以上に人手不足の状況な為、クラウドファンディングへの挑戦は辞めようと思っていました。

しかし、いざ保護されてくる子を前にして、助けたい一心で彼らに向き合う日々の中、最善は尽くしていてもそれはあくまで現状でできうる最善で、色々な医療設備があることを知っているからこそ、「今ICUがあればな……」と思ってしまい、そう考えた時には今回のクラウドファンディングを立ち上げる準備を始めていました。

 

野生動物の保護・救護を行う中、その理念を問われることもよくありますが、私達としては、目と目を合わせた今目の前にいるこの命を失いたくない。そんな単純な想いからこの活動を続けているに過ぎないのです。

 

今回はICUの購入費設置に伴う電気工事の費用を含め、300万円への挑戦となります。

 

目の前の、ちいさな命を救いたい。

 

もし、この想いにご賛同いただけるようであれば、ぜひご支援と拡散のご協力をいただけますと幸いです。

 

 

 

【資金使途】ICUの購入と設置に伴う電気工事費用

【募集期間】10月15日(火)12:00~12月13日(金)

【目標金額】300万円

【プロジェクトURL】一刻を争う命と向き合うために。傷病野生鳥獣を救う医療機器の導入へ(公開準備中) - クラウドファンディング READYFOR

※プロジェクトページは10月15日(火)12:00より公開となります

 

 

 

JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力いただけますと幸いです。