【リリース情報】2羽のキジバト、リリース! | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

皆さんこんにちは!

室中ですニコニコ

 

ついに12月に突入しました!

だんだんと寒さも本格的になってきて、冬を感じます❄️

今日明日は、東京でも最低気温が2℃と、かなり冷え込みそうなので、皆さん、暖かくしてお過ごしください〜🧣🧤

 

さて、今回は、同日にリリースすることができた2羽のキジバトについてお話しします!

 

まず1羽目は、先日飛ぶ様子が確認できずセンターへと運ばれてきたキジバトの幼鳥。

【保護情報はこちらから↓】

 

 

 

一時的なショックによる症状だったのか、幸い次の日には飛行が確認できたので大型バードケージへと移動させました。

最初は、不安定な飛び方でしたが、だんだんと日を重ねるにつれて安定し、リリースを行いました!

 

 

そして2羽目は、夏頃に右翼を骨折し、提携しているのづた動物病院にて骨折箇所のピンニング手術を行った子です。

 


ピンを入れて、3ヶ月ほどは外部固定をしてしっかり骨がくっついてくれるのを待ちました。

その間も何度もレントゲンを撮って、経過観察を行いました。

 

 

 

 

状態が安定し、テーピングを外すと、待ちに待った飛行のリハビリを開始しました。

最初は、ガレージにある小さめのスペースで羽を動かす練習を行い、時期を見て広い場所へと移動させました。 

 

 

3ヶ月ぶりに羽を動かしたこともあって、かなり鈍い飛び方をして、低い位置は止まるのがやっとな様子でした。

 

2ヶ月ほどかけてゆっくりガレージケージでの飛行リハビリを行い、飛び方が改善されたことを確認してついに屋外大型リハビリケージへと移しました。

約半年ぶりの屋外に、最初は戸惑っている様子でしたが、時間が経つと日光浴をしたり、草をつついたりしてのびのびと過ごしていました。

 

 

飛行のトレーニングも、より広いスペースになったことによって飛ぶ距離・高さが加わり、リリースに向けた本格的なトレーニングを行うことができました。

屋外での生活にも十分適応できることを確認し、この子もついにはリリースを残すのみとなりました。

 

リリースの日はとてもお天気が良く、青空が広がっていました。

順に入っているケースを開けると、どちらも勢いよく羽ばたいていきました!

 

 

 

 

どちらも、特に2羽目のキジバトは、本当に長いは間頑張ってくれたと思います、

これからの新しい鳥生、事故なく末長く幸せに過ごしてくれることを願います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました花

 

《❄️12月31日までに150人目標!❄️》