【保護情報】アオバズクの幼鳥の保護! | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

皆さんこんにちはクローバー

室中ですにやり


さっそくですが、今回は珍しい動物の保護情報をお話ししたいと思います


8月12日に、アオバズクの幼鳥が保護されました。


皆さん、『アオバズク』と聞いてどんな鳥を思い浮かべますか??

『アオバズク』は、フクロウ目、フクロウ科の身近にいるフクロウなんです。しかし、全長は30cmほどと小柄で、カラスに喧嘩で負けてしまうこともあります。

この子達は大木のうろに巣を作るので、お寺や神社の樹林で見かけることが多いですが、中には住宅街や公園で繁殖する個体もいるようです。

そういった街中に住むアオバズクは、夜、街頭に集まる虫をよく狙います。カブトムシやクワガタの頭、セミの残骸があったら、もしかするとアオバズクかもしれません!びっくり



今回、そんな『アオバズク』の幼鳥が巣から落下しているところを保護されてきました。


のづた動物病院で診察を行なったところ、幸い、大きな外傷は見当たらなかったのですが、右目に傷が見つかりました。



夜行性のフクロウにとって、目は採餌するのにとても重要な役割を果たしているので、このまま野生に戻すにはやはり不安です。


診察後、病院から目の乾燥を防ぐものと抗生剤入りのもの、2種の点眼薬を処方してもらい、さっそくさとやま保護センターへと移動しました。


まだ雛鳥ということで、鳥のレバー、ミルワーム等を数時間置きに与え、目の乾燥を防ぐ点眼薬も1日4回滴下しています。


↑ミルワームを与えています

↑点眼を行なっています


保護から数日経ち、改めて獣医師に目の傷を診てもらったところ、最初よりも小さくなっているとのことでした!

このまま良くなってくれればいいな……。


一見元気そうに見える子でも、雛鳥は天候によってもかなり体調が左右されるので、今後も餌の食べる量、体重、糞尿の有無などに十分に注意し、目の傷も併せてしっかり経過を見ていきたいと思います!


最後までお読みいただき、ありがとうございますひまわり




【JWCからのお願い】

猛禽類の保護で問題となってくるのが、餌代です……滝汗

この子達は野生下で、ノネズミや鳥の雛を食べらのですが、それら餌として用意するとなると費用がかなりかかってしまうんです……。

この子が保護されてくると決まった時、できる限り節約できるところは最大限にしよう!と決めました〜笑い泣き


……もし……もし宜しければ、皆様にもご協力いただけますと幸いです……🙇‍♀️

(タヌキ然り、毎度毎度浅ましくお願いしてしまい申し訳ないです……)


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