皆さんこんにちは
室中です
朝起きると、だんだん日が昇るのが早くなっているのを感じて季節が変わっているのを実感します
皆さん、朝晩と昼の気温差で体調を崩さないようお気お付けを付けください!
さて、今回はリリースへの大きな一歩を踏み出したタヌキについてお話します
室内ケージからリリース目前の野外哺乳類ケージへと移動したのは2019年に道路に倒れているところを保護されたタヌキです
保護当初は、骨折、気胸などの症状があり、さとやま保護センターでの終生飼育を視野に入れてました
その子がなんと! リリース目前!
ほんとに動物の治癒力ってすごいなぁとしみじみ感じました
室内ケージにいたときは、掃除しようとケージの中に手を伸ばすといつも隅のほうに体をくっつけて警戒していたのですが、屋外哺乳類ケージに移すと興奮した様子でケージ内を走り回り、フェンスを登ったりしていました!
以前、タヌキを屋外ケージに移した際にも思いましたが、室内ケージにいた時のじっとしているイメージからかけ離れた動きっぷりに圧倒されました
(以前の記事はこちらになります!)
少し落ち着くと、壁とケージ内に設置しているクレートのわずかな隙間に体を挟まらせ、じっと動かなくなりました
餌を口元に近づけてもそれどころではないような様子です
しかし、私たちがケージから出るとビクビクと警戒しながら歩き回り、少し経つとトンネルの中に潜っていきました
やっぱり、穴の中は落ち着くんですね~
これから数日間、屋外哺乳類ケージで様子を見て、無事にリリースへと繋げていきたいと思います
野外哺乳類ケージに移した後も油断せずに細かい変化に注意していきたいです
まだまだ至らない点ばかりですが、日々成長できるように新しいことに積極的に挑戦していきたいです
お読みいただき、ありがとうございました
※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
いつも温かく見守って下さる皆様に心より感謝御礼申し上げます。