どんな子に対しても最善の処置を | JWC NEWS

JWC NEWS

JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

皆さんこんにちは晴れ

管理人の佐草です照れ

 

先週はブログの更新忘れてしまってごめんなさい!!なるべく週1回はあげれるように心がけているんですが…、またあげ忘れてしまうかもしれません…汗もしそうなったら…ということで先に謝罪させて下さい!!ごめんなさい!!でもでも!!なるべく毎週あげれるように頑張るので!!今後とも温かい目で見守って頂けると幸いです!!笑い泣き宜しくお願いします!!あせる

 

さて、今日はJWCについて少しお話ししたいと思います!!

ご存知の通り、当団体では拠点付近における傷病野生鳥獣の保護の受け入れを行っています。保護後は個体の容態によって部屋やケージを割り当て、経過を観察し、段階を追ってリリースへのリハビリを行っていきます。今までブログでも何度か紹介してきましたが、さとやま保護センターにくる子は、交通事故や外敵による負傷、感染症、自立前の幼獣・幼鳥など、状態は様々です。その中でも特に多いのがやはり何らかの原因で外傷を負っているケースです。軽傷であれば投薬治療で経過を観察していきますが、中には骨折してしまっている場合や損傷個所が壊死してしまっている場合など、手術が必要なこともあります。今年度も3件の手術を行いました。

本来、野生動物はどんなに傷を負っていたとしても、必死で人間から逃げようとします。しかし、それが人の手で保護できる、“できてしまう”状況というのは今日を生き延びれるか、というギリギリの状態だと言えます。手術を行うにしても治療を行うにしても、野生動物に限ったことではありませんがリスクを伴います。そして、どんなに手を尽くしたとしても、結果亡くなってしまうことがあるのは事実です。現に2019年の一年間でも保護されてきた子の約4割は残念ながら助けてあげることができませんでした。ですが、手を尽くすことで『確かに繋げる未来がある』のもまた同じ事実だと思っています。のづた動物病院の獣医師や看護師、そして我々スタッフはその一縷の望みに賭けて最善策を考え、治療にあたっています。

 

※衛生面を考え、野生動物の手術の際は完全滅菌室を準備して手術を行っています。

 

これから温かくなり春に向かっていくと、冬越しをした動物たちの動きが活発になる為、保護件数がぐっと増えていきます。どんな状態の子であっても最善の処置を施せるよう、常に万全の態勢で臨みたいと思います。

 

ということで、今回はJWCのことについてお話しさせて頂きました!!

次回もぜひお楽しみに!!爆  笑

 

閲覧頂きありがとうございましたクローバー