ビビりなゼフ | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

皆さんこんばんわ星

管理人の佐草です照れ

 

今朝のニュースなんですが、オーストラリアで絶滅危惧種のディンゴが保護されたそうですね!!しかもDNA鑑定の結果、純血種であることがわかったそうですびっくり!!朝からびっくりでした!!気になった方は是非検索してみて下さいねグラサン

 

さて、今日は以前に保護されてきた三本足のタヌキについて、随分と間が空いてしまったのですがその後の様子をご報告させて頂きたいと思います!!

そういえば、名前もまだご紹介していませんでしたが、保護して下さった方がつけて下さり、『ゼフ』という名前になりました!!

右後ろ脚が断裂、疥癬症も併発している状態で保護されてきたゼフでしたが、断脚手術も成功し、その後の疥癬症の治療も無事完了しましたニコニコ保護当初は疥癬症と怪我の影響で痩せ細り、毛も抜けてしまっていましたが、今では毛もふさふさで、肉付きもしっかりとして、タヌキらしいタヌキになってくれました照れもともとの性格なのか、ちょっとした物音にびっくりしたり、ご飯を食べるとき以外はケージの隅の方で置物の様に動かなかったり…少し前にリリースしたポンちゃんとは全く違い、ちょっと臆病なところはありますが、身体的には良好で、あの時頑張って生きてくれて本当に良かったと思います!!

 

 

基本、四足歩行の動物は三本足があれば野生で生きていくことができます。その為、獣医師とも相談しながらではありますが、歩行のリハビリも進めました。

そして先週、室内での歩行には問題がないことを確認できたので、屋外の哺乳類ケージへ移動させました。屋外ケージにはかなり急な斜面があるので、三本足でもバランスをとって『登る』『降りる』の動きができるかどうか、動作確認を行いました。ケージから出すと、知らない場所にびっくりしたのか、ものすごい勢いで斜面を駆け上り、そのままの勢いで降りて、ケージ内をぐるりと一周した後、トンネルの中に逃げ込んでしまいましたほっこりやっぱりビビりだなぁ~なんて思いましたが、走っている姿は三本足であることを感じさせない動きに、これはリリースできるなと、ほっと胸をなで下ろしましたウシシ

 

 

上の写真は屋外ケージに移した時の写真なんですが、漫画みたいな困り顔だったのでスタッフのみんなとひとしきり笑いました笑い泣き笑い泣き

まだもう暫くはケージ内で様子を見ますが、寒くならないうちにゼフもリリースしようと思っています!!頑張れ!!ゼフ!!爆  笑キラキラ

 

ということで、今日は三本足のゼフ君のその後のご報告でした!!またご紹介させて頂きたいと思いますので、是非次回もお楽しみに赤薔薇

 

閲覧頂きありがとうございましたぶーぶー