【お問合せ】アオサギの幼鳥 | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

皆さんこんにちは晴れ

管理人の佐草です照れ

 

 

いや~、今日はあっっついですね!!滝汗動物の世話をしていても汗が止まらない止まらない(笑)濡れタオルで身体は拭いたんですが、いっそのことシャワー浴びたいくらいでしたよ!!これからどんどん暑くなっていくんでしょうねぇ笑い泣き気合い入れねば…!!

 

さて、今日は先日お問合せ頂いたことを少しお話させて頂きたいと思います!!

 

5/12(日)の夕方、JWCと提携しているのづた動物病院に「サギの雛が2羽、怪我している」と言った内容のお問合せがあったとの電話があり、こちらで引き継いで詳しくお話を聞くことにしました。聞くところによると、場所は立川市のモノレール高架下付近とのことで、羽が怪我して動けないでいるとのことでした。初めは、現在のさとやま保護センターの収容環境ではアオサギに充分なリハビリさせてあげることはできないだろうということと、場所が当施設より少し離れた場所な為、到着するころには日が暮れて発見が難しくなることから、こちらの施設では保護に向かえないということをお伝えし、近くの動物病院か保護施設にお問合せしてみて下さいとご連絡しました。

しかし、結局私も電話を受けたスタッフも気になってしまい、一旦保護してのづた動物病院で治療を行ってからしっかりリハビリできる保護施設へお願いしようということで、立川まで行ってみることにしました。立川に入ってからもう一度お問合せ頂いた方にご連絡し、見つけられない可能性もある旨をお伝えしたうえで、場所の詳細を教えて頂きました。どうやら渋崎体育館近くにあるトンネルに2羽がいたということがわかり、早速車で向かいました。到着した時間は19時過ぎで、やはり日は暮れてしまっていました。しかし、スタッフと2人で懐中電灯を片手に探していると…

 

 

いました!!トンネルを少し抜けた歩道の両脇にある草むらの中に、写真だとわかりずらいのですが2羽がちゃんと寄り添って蹲っていました。「サギの雛」とのことでしたが、くちばしの色や大きさから考え、アオサギの幼鳥のようでした。一羽は片羽が折れているようで、少し血が滲んでいるようで、もう一羽は先程の一羽の陰に隠れている為、外傷はわかりませんでしたが弱っていることはわかりました。ひとまず近くに親や巣がないかどうか捜索してみると、少し離れたところで視認はできませんでしたが成長のサギの声と、親から餌を貰う時の雛の声がしました。しかし、この2羽は全くその声に反応を示さなかったので、恐らくこの子達の親や巣は近くにないんだろうと考えました。

そんな感じで暫く辺りを探してみると、一枚の紙が置いてあるのを見つけました。

 

 

そこには『青サギの子どもです。明日、保護してもらいます。そっとしておいてね。』と書かれていました。もしかしたらさっきの方が書いたのかとも思い、見つけたご報告も兼ねてご連絡させて頂きました。すると、その方々は書かれていないとのことだったので、きっと他にこの子達を見つけた方が他の保護施設に連絡してくれたんですね。なので、私たちはこのお手紙に従い、その日はそのまま帰りました。

 

今回、このように近くで受け入れてくれるところがあり、本当に良かったと思いますニコニコまた、今のさとやま保護センターの環境ではサギの保護があった場合、充分な対応をすることができないという問題点も知ることができました。今後、限られた資金の中でどうすれば動物たちにとってより良い環境を作れるのか、もっと追究していきたいと思いますグーメラメラ

 

ということで、今回はお問合せ頂いた「アオサギの幼鳥」についてご紹介させて頂きました!!

次回もさとやま保護センターでのちょっとした出来事や、さとやま付近で見られる動物をご紹介したいと思います!!

 

それでは是非次回もお楽しみに音譜

 

閲覧頂き、ありがとうございました宇宙人しっぽ宇宙人あたま