ケニアのDr.cocker’s veterinary clinicにて9月6日、現地時間午後2時に手術が行われました。左目の手術から開始し、およそ2時間後には右目の手術へと移り、午後5時過ぎに手術は無事に終わりました。
鳥類の水晶体内はタンパク質が硬く、特殊な器具と技術が必要とされるため、命に関わるほどの難しい手術だと言われていました。また鳥専用のレンズというのも非常に珍しく、手術前の準備も慎重に行われてきました。
術中は緊張した空気で張り詰めており、立ち会ったスタッフ達もこのような手術は初めて見る…と、皆が真剣な眼差しで見守りました。そして3時間に及んだ手術は無事に成功し、Rosyのパートナーでもあるサイモン・トムセット氏はもちろん、手術を行ったドクターや立ち会ったスタッフ全員が喜びに沸きました。
術後のRosyの様子も順調で、手術後の午後6時過ぎには少し目を覚ましていました。まだ下まぶたは閉じたままでしたが、数時間で開くだろうとのことでした。
Rosyは回復次第、リハビリを始める予定です。手術は無事成功し、Rosyの白内障治療も第2弾に進みます。JWCでは現在、キャンペーンページにてアフリカの猛禽類を救うための募金のお願いをしています。Rosyの治療はもちろん、猛禽類の保護家であるサイモン・トムセット氏の活動支援です。皆様のご支援・ご協力お願いいたします!
★詳細はキャンペーンページへ→→ http://jwc-web.org/campaign.html


