町田市近郊では今でも多くのタヌキが生息し、交通事故などで怪我をしたタヌキが保護されることも少なくありません。
獣医師が健康状態を確認後、子ダヌキたちはJWCにて引き取られました。当初、餌はドッグミルクを1日3時間おきに、注射器を使って与えていました。兄弟の中で一番小さな子ダヌキは、うまくミルクを飲めず心配されていましたが、その心配は裏腹に今では兄弟の中で一番の食いしん坊です。
生まれて間もない彼らは、まだ自力で排泄ができなかったため、1週間ほどはお尻を刺激するマッサージで排泄をうながしていました。
まだ小さいため、ちゃんとした首輪を付けることはできず、子ダヌキたちには目印として、みんな色違いの毛糸の首輪を付けました。白・赤・緑・青の毛糸を首につけた子ダヌキたちはみんなそれぞれに個性を発揮し始めています。
保護された日から、日に日に大きくなっていく子ダヌキたちの様子をこれからもご報告していきたいと思います。
写真:4匹の子ダヌキたち
(一番小さな子は緑色の毛糸)


