
実はケニアの人達は、母の日と対照的に、父の日について知っている人はほんのわずか、あるいはいないように見受けられます


事実、ナイロビのある教会の恒例行事として父の日が設けられ、神父様が話しをしたり、父の日に対する思いを歌ったり



確かに、ナイロビは確実に欧米化していて、様々な文化が取り入れられて来ているようです。家族を大切にするケニアの人達にとって、親に感謝をする事は特別なことではありませんが、経済的な余裕が生まれる事により、その習慣は着実に根付いていくように感じます

そしてそれは、マサイマラのマサイ族にとっても同じことでしょう。
親子、特に父親と息子の関係はとても絆の強いものです。父親は自慢の息子を誇りに思い、息子は父親に対する確たる敬意を持っています

お金こそないものの、彼らを見ていると、毎日が父の日のように思えてきます


次の日には、何事もなかったかのように仲良くしています

日本では最近見られない、純粋な親子の関係が、ここケニアでは普通に見ることが出来るのです
