
マサイの社会では、結婚は重要なもので、子供たちは皆成長すると、12歳から16歳の間で、両親から結婚の大切さやルールを教えられます


そして、マサイの結婚は伝統的にこのような↓ステージで進んでいきます。

花婿の両親は息子が結婚する女の子を決め、女の子に小さな鎖を渡して身に着けさせ、「あなたは私たちの家族一員です」や「私たちの家畜のミルクはあなたのものでもある」などの言葉を言いいます。

花婿の家族は花嫁の家族の所へ行き、何匹の牛を贈れば結婚を承諾してくれるのかを聞きます。そして、牛の数と結婚の日取りを決めます。この時から双方の家族の結婚準備が始まります。

花嫁の家族は、娘のためにアクセサリ-を作り、花婿の家族は話し合って決めた数の牛を用意します。

花婿の家族は結婚式のために大きな雄牛を絞め、村全体の人々が結婚式に集まります。花婿と彼と年齢の違う仲間が、花嫁の家族の元からエスコートするために花嫁の家族の家で寝ます。

当日、赤いシュカを着て、頭に赤いペイントをした二人の男子(夫と彼の仲間)に、花嫁はエスコートされ、ビーズで装飾された重いヤギの皮のガウンを着て、たくさんの真っ赤なマサイのアクセサリーを身につけ、母親にエスコートされて長老のところへ行きます。長老は、花嫁に指導をし、家族について助言をします。
そして人々は、マサイの伝統的な歌を歌って、家族を祝福するのです。