先月からガソリン残量のインジケーターの調子が悪くなってしまい、補給したガソリンの量から燃費で走行可能距離を割り出し、トリップメーターで確認しながら、走っていました

しかし、その頼みのトリップメーターまでもが狂ってしまったのです
まだメーターを見ると、走行可能距離まで達していなかったので、安心していたのですが、とうとう途中で、エンジンの力がなくなり、止まってしまいました
最初はまだガソリンはあるはずだと思っていたのですが、調べたところ、ガソリンタンクにガソリンが入っていない状態でした
仕方なく、レスキューを呼び、ガソリンを持って来てもらいました。待っている途中、通り過ぎる車が「大丈夫か?」と声をかけてきてくれます。しかし、ただのガス欠のため、「問題ないです」と答えなければダメだとの事です。
答えなければダメ??と言うのは、実は外国人がガス欠で止まるなんて、考えられないからだとの事です
マサイの、特に若い人ならば、お金がないためにガス欠になる事は十分考えられるが、外国人のガス欠なんて、恥ずかしくて答えられないといったところなのです
・・・確かに考えてみれば、ガス欠で立ち往生している外国人の車は見たことがありません
とにかく、通り過ぎる車には、笑顔で「大丈夫
」と言って、見送っていました
やはりマサイマラでは、外国人は当然お金を持っていると見られてしまいます。・・・ガス欠で立ち往生した僕らはもう、立派なマサイ人
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