直してもらったところ、中のチューブに穴が開いていました
前にパンク修理した所が剥がれていたのです。昨日購入したタイヤには穴は開いていなかったので、良かったです・・・
そのパンク修理の最中、1人の若者が寄って来ました。話によると、彼の奥さんが妊娠していておなかが痛む為、病院まで連れて行って欲しいとの事でした
車に乗せてほしいというのは町へ行くと必ずと言っていいほど、頼まれます。いつも全てに応じていてはキリがないので、最近はガソリン代を払ってくれるなら・・・、という条件を伝えてからにしています
この若者は払うと言って、了承してくれたので、近くの彼の部落へ向かいました。しかし、道の途中で話が変わって来ました
割礼の祝いをしている為、カメラを持ってきたか?と言い出して、その様子を撮る事ができると言うのです
どうやら、奥さんを病院へ連れて行くのではなく、彼自身がその祝いの場に行きたかったようです
すぐに車を止めて、話が違うじゃないかと言いましたが、ガソリン代は払うという事でそのまま向かうことにしました
そして彼の村に到着し、中に入りあいさつをしました。村長さんにもあいさつし終えた際、村長さんが誰に連れてこられたか?と言うようなことを質問してきました。どうやら、突然の訪問はご法度だったようです
もちろん、マサイの人はそれでもお客様を心より歓迎してくれます
僕自身は状況を察し、すぐに帰ろうとしたのですが、ソーダーを飲んでいって欲しいと頼まれました。それから僕から事情を聞くため、村長さんと他の男性と3人で話すことになりました
気を遣って話してくださり、もちろん今回は僕のせいで突然来たわけではないこと、明日以降なら大歓迎と言うようなことを話してくれました。この件は各部落によって違うのかも知れません
以前マラリアンダでは、突然の訪問でも歓迎してくれました。そして話の最中、突然神戸先生から連絡が入り、アイトンで落ち合うことになりました
その事も伝えて、すぐにその場を去ることにしたのですが、僕を連れてきた若者は、ガソリン代を払おうとしません
ここまで嘘をつかれると、気分が悪くならないはずがありません
「お金を払わないならば、次回はないよ(助けてあげない)
」と言いましたが、それでも払おうとしません。結局、「もう次回は無いよ。さよなら
」と言って、その場を去りました。(村長さんには感謝をして
)・・・っと、愚痴っぽい文章になってしまいましたが、こんなことでいちいちストレスを感じていては、ここではやって行けもの事実です
明日になれば、忘れていることでしょう