乗せてあげたのに・・・ | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

 昨日お伝えしたように、タイヤがパンクしてしまったので、アイトンという町へ修理に向かいましたレンチ直してもらったところ、中のチューブに穴が開いていました目前にパンク修理した所が剥がれていたのです。昨日購入したタイヤには穴は開いていなかったので、良かったです・・・ニコニコ


 そのパンク修理の最中、1人の若者が寄って来ました。話によると、彼の奥さんが妊娠していておなかが痛む為、病院まで連れて行って欲しいとの事でした車車に乗せてほしいというのは町へ行くと必ずと言っていいほど、頼まれます。いつも全てに応じていてはキリがないので、最近はガソリン代を払ってくれるなら・・・、という条件を伝えてからにしていますニコニコ
 

 この若者は払うと言って、了承してくれたので、近くの彼の部落へ向かいました。しかし、道の途中で話が変わって来ましたあせる割礼の祝いをしている為、カメラを持ってきたか?と言い出して、その様子を撮る事ができると言うのです!?
 

 どうやら、奥さんを病院へ連れて行くのではなく、彼自身がその祝いの場に行きたかったようですショック!すぐに車を止めて、話が違うじゃないかと言いましたが、ガソリン代は払うという事でそのまま向かうことにしましたDASH!


 そして彼の村に到着し、中に入りあいさつをしました。村長さんにもあいさつし終えた際、村長さんが誰に連れてこられたか?と言うようなことを質問してきました。どうやら、突然の訪問はご法度だったようですシラーもちろん、マサイの人はそれでもお客様を心より歓迎してくれますクローバー


 僕自身は状況を察し、すぐに帰ろうとしたのですが、ソーダーを飲んでいって欲しいと頼まれました。それから僕から事情を聞くため、村長さんと他の男性と3人で話すことになりましたかお気を遣って話してくださり、もちろん今回は僕のせいで突然来たわけではないこと、明日以降なら大歓迎と言うようなことを話してくれました。この件は各部落によって違うのかも知れません家以前マラリアンダでは、突然の訪問でも歓迎してくれました。


 そして話の最中、突然神戸先生から連絡が入り、アイトンで落ち合うことになりました携帯その事も伝えて、すぐにその場を去ることにしたのですが、僕を連れてきた若者は、ガソリン代を払おうとしませんガーンここまで嘘をつかれると、気分が悪くならないはずがありませんがく~


「お金を払わないならば、次回はないよ(助けてあげない)ショック!」と言いましたが、それでも払おうとしません。結局、「もう次回は無いよ。さよならパー」と言って、その場を去りました。(村長さんには感謝をしてニコニコ


・・・っと、愚痴っぽい文章になってしまいましたが、こんなことでいちいちストレスを感じていては、ここではやって行けもの事実です汗明日になれば、忘れていることでしょうクローバー