

前方にハイエナがいたので、車で近づいて行きましたプシューすると、まだ若いシマウマがハイエナ2頭に追い回され、つつかれています。なぜ走って逃げないのだろうと思いつつ、見守っていると、とうとうお尻を齧られ始めました

そのシマウマは力尽きた様子で座り込み、そのままお尻や背中を齧られるままの状態になってしまいました

同行していたフランシスに聞いてみると、そのハイエナ達は恐らく2時間もかけてこのシマウマを追い回していたのではないかとの事です。そしてシマウマが走って逃げる力も尽きたところを、このハイエナ達は襲ったのです。
まだ意識もある状態で自分の体が食べられていくシマウマの事を思うと、かわいそうでなりませんでしたが、これが自然の掟というものです

ハイエナと言うと、チーターやライオンが襲った獲物を横取りするイメージがあったのですが、ここコイヤキでは、ハイエナ自ら獲物を捕らえるシーンをよく目にする事が出来ます。そしてこのようなシーンは、毎日彼らの生き方として繰り返されているのです。


