マサイマーケットの立ち退き | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

昨日、エリザベスよりマサイマーケットが追い出されたとの報告がありましたガーンマサイマーケットとは、タウンの外れに大きなロータリー(ランドアボウトとこちらでは言います)があり、そこに隣接している空き地で、毎週火曜日マサイの人達がケニアのグッズを、お店を広げて売っている所ですリンゴ


 実は僕達もよく利用するところですかおJWCショッピングページのケニアグッズのほとんどは、実際そこで購入したものです。(是非ご覧くださいパソコンhttp://jwc-web.shop-pro.jp/)

 毎週火曜日には、多くの人でごった返すほどの賑わいですDASH!外国人も結構います。そこでは絶対に値段交渉しないといけませんお金彼らは最初、法外な値段でふっかけてくるからです。特に外国人には宇宙人相場を知らないと多少難しいかもしれませんが、最終的には自分が納得すればいいと思いますニコニコ


 ・・・でも出来れば最初は慣れた人と行くといいかもしれません。後で相場よりもかなり高い値段で買ってしまったと後悔する事もあるかもしれないし・・・しょぼん(それもいい思い出ですが・・・汗
 

 ちょっと話が反れてしまいましたが、そのマサイマーケットが、政府より立ち退きを迫られたのですショック!今日の新聞にも載っていました(写真)やじるしそこには、自分の商品を担いで移動を余儀なくされている男性が写っています。彼らは、ナイロビ市役所から立ち退きを命じられたようですがく~

 ナイロビ市役所は、代わりの場所として、High Court building parkingという場所を用意しているようです。既に先週の週末にその移動が行われていたため、エリザベスが行った今週の火曜日(昨日)には、いつもの活気のある賑わい豊かなマサイマーケットがすかっりなくなっていたびっくり、という訳です。
 

 市役所の目的は、その大きなロータリーをきれいに整備することだそうですレンチそして吉太郎君からの追加情報によると、そこを整備してきちんとした屋台のような設備を施し、キチンと使用登録料を支払った人がお店を開けるようにするのだそうです。
 
 今回の取り決めがマサイの商人達にどのような影響を及ぼすのか、はっきりは分かりません。しかし、登録使用料を支払えない人はもうそこではお店を開けないという事ですしょぼん国としては、観光名所をきれいに整備し、売っている人からきちんと料金を徴収したいという事なのだと思います。


 以前の活気あふれる賑やかなマサイマーケットが戻る日が来るのでしょうか・・・あせる


Daily Nation新聞 2008/09/17やじるし

20080918