野生動物と人間 | JWC NEWS

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JWC(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター)は、
野生動物の保護を目的として
1990年に設立した野生動物保護団体です。

今日も新聞の記事からのお話ですかお


 ケニアのカンベイ(バリンゴ地区)という所で、ゾウが10ヘクタールほどの畑を荒らしているとの事ですしょぼんその為、その地域の人達の生活が脅かされています。

 国の機関であるKWS(Kenya Wildlife Service)がゾウを外の地域に追いやっても、結局は元に戻って来てしまう状況です。特に夜間、ゾウたちがその地域に入ってくるため、人々は怯える生活を余儀なくされています。

 あるカウンセラーの意見では、ゾウに罠を仕掛けて森に返すか、殺すしかないとの事ですショック!そしてその地域の人達も、もし政府が何も出来ないなら、自分達で何とかするしかないと言っています。場合によっては、殺すことも含まれているようです。
 
 先日はカバが人の住む領域に入って来て、人々の生活を脅かしている事をお伝えしましたが、野生動物と人間が隣り合わせで暮らしているケニアでは、これらの問題は避けて通ることが出来ません。