グレード制導入後の過去3回の京都開催を振り返りたいと思います。
91年 メジロライアン-メジロマックイーン
はじめて、有馬記念連対馬の優勝。
はじめて、春天1着馬と春天敗退馬の馬券構造。
(春天敗退馬同士はそれ以前に発生)
06年 ディープインパクト-ナリタセンチュリー
91年と同じく、春天1着馬と春天敗退馬の馬券構造。
ディープインパクトはメジロライアンと同じく、有馬記念2着馬でもある。
95年 外ダンツシアトルー外タイキブリザード
春天1着馬と春天敗退馬の馬券構造とはならず。
春天馬は競走中止。
ちなみに競走中止はライスシャワー、ビリはナリタタイシン。
ともにクラシックの覇者かつ、○○○○○出走歴所持馬です。
過去3年は全て同年の春天馬は出走しています。
今年は、春天馬は骨折で回避、かわりに上記3年には出走していない
有馬記念馬が出走してきます。
今年の出走構成を整理します。
有馬記念馬出走
当年春天馬回避、過去の春天馬出走
クラシック覇者は皐月賞馬ソールオリエンス、ダービー馬ドウデュース出走
大阪杯馬出走
はじめてという点では、大阪杯がG1昇格後、はじめて京都競馬場の
宝塚記念を受ける格好であること。
・・・有馬記念馬出走、当年春天馬回避、過去の春天馬出走・・・
この部分の解釈が大切ですかね。
そこで、昨年の年度代表馬であり昨年の覇者のイクイノックスの戦歴を確認します。
3歳 秋の天皇賞 有馬記念
4歳 ドバイ、宝塚記念、秋の天皇賞、JC
・勝てなかったレース
3歳時、クラシック全て
4歳時、春天、有馬記念(2レースの覇者が今年の宝塚に出走)
こうしてみると、ドウデュース、ジャスティンパレスの
どちらか一方を拾うのは難しいように見えます。2頭とも沈む!か2頭で決着??
===追記=== 見た目の現象だけ記述
95年 外ダンツシアトルー外タイキブリザード
1着 外ダンツシアトル 京阪杯1着 オーストラリアT1着
同枠馬
外ダンシングサーパス 前年オーストラリアT1着から宝塚記念3着
2着 外タイキブリザード
同枠馬
ネーハイシーザー 前年京阪杯1着から宝塚記念5着
今年は前年宝塚記念3着馬、5着馬が出走。
※95年は前年2着馬も出走している。